違う意見を言っても仲良くなる方法はある

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羽林:私は、「お互いがありのままを認め合えるかどうか」が、意味や価値があるお付き合いか、その場の楽しみだけのお付き合いかの違いだと思っています。
ですから、「本命になりたい」と思うなら勇気を出してありのままの自分でいた方がいい。
ありのままというのはワガママや勝手を言うことではなく、ストレスの少ない方を選ぶということです。

例えば、「何食べる?」って話になったときに自分は本当はパスタがいいなと思っていたけど、彼がラーメン食べたいと言ったとする。
ラーメンを食べるのが悪いことではないんだけど、いつも彼の意見ばっかり優先されるのは平等ではないので、「パスタが食べたい」ってことは言う。

そこで絶対にパスタにする意味があるかどうかは置いておいて、意見を言うということを実行するのが大切なんです。
そして、このラーメンとパスタに意見が分かれた時に、これを素敵なコミュニケーションに変えるにはどうしたらいいか。
例えば、それがデート中だとすれば、「今から向こうの角から出てくる人がもし眼鏡だったらラーメン、眼鏡じゃなかったらパスタだからねー」という風に言って、ゲームをしてみる。
どちらが勝っても「次は○○行こうね」と言う(○○は今回食べなかったほう)。

これがコミュニケーションです。ささいなことなんですよね。
意味はないかもしれないんだけど、それをやると仲良くなったり、デートが増えたり。
こういうやり取りができる場面が日常の中にはいっぱいあるんです。
でも、多くの子は彼に言われたからラーメンに行くしかないんだって。
実際はいいキッカケになるものを自分から手放しているんですね。

―言いたいことをいうのは、自分の中の不安を消し、逆に相手との関係を育てることになるんですね。

羽林:そうですね。お互いに同じことが好きでも、違うものが好きでもどっちでもいいんです。
それが違っていたらケンカになるとか相性が悪いとかということではないんです。
あと、彼に合わせたにも関わらず、言い方によっては相手がもっとイラっとするんですよ。
でも彼女とすると「分かった」って言ったのにどうして?……ってなるんですよね。
でも相手からすると、そんな「分かった」だったら、「分かんない」って言ってくれた方がよっぽど気楽に付き合える。だから表情とかも大事だし。

内容のイエスかノーより、雰囲気がすごく大事。そうすると意見が合わなくても、「まったく~」って言いながらも、最終的には、「なんだかんだ言ってお前がいいよ」ってなる。
それは、そんなやり取りの中から生まれてくるんじゃないかなと思うんですよ。

【つづく】
次回は「結婚のイメージを持つことでタイプが変わる」をお送りします。

Text/AM編集部

羽林由鶴
1988年に日本大学芸術学部放送学科を卒業、教育研究所で出版部門編集者として勤務後、2005年から心理カウンセラーとして活動。
著書:『癒し系の女性になるヒント』、『なぜか恋愛だけうまくいかないあなたへ』、『本物の恋は“見た目”が1割―あなたのままで「大好きな彼」から愛される方法』など。
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