歯を食いしばり、元カレとの思い出の地を訪ねよ      

By (matt)
©By (matt)

 今回、私がおすすめしたい修行は、「恋愛ルーツ探しの旅」です。
自分が歴代の元カレと行った思い出の場所を、ひとりで巡ってみましょう。
そうすることで、過去の自分に喝を入れるのです。

 その際は、必ず直近の前カレから古い元カレへ、徐々に恋愛遍歴をさかのぼるように辿るのがルール。
最後に、初恋の相手との思い出スポットでゴールを迎えるのがポイントです。
「初デートした場所」「クリスマスデートした場所」「最後に別れを告げた場所」といった風に、旅のテーマを絞ってみると、より修行の効果があるでしょう。

 たとえば、「カレと初めて出会った場所」をテーマに旅をする場合、前職で上司と付き合っていた人ならその職場、その前にバイト先の同僚と付き合っていたならその店などが、旅の立ち寄り地点になります。

「あそこの喫煙所でよく話したな…」とか、「向こうの看板でシフト終わりにこっそり待ち合わせしたっけ」とか、ディテールが思い出せればなおよし。
「あいつ、最初は先輩ヅラしていて嫌いだったなあ~」といった当時の感情も思い起こすと、よりよい修行になります。

 思い出の場所が当時の自宅だったり、彼の家だという場合は、のぞきこんで現在の住人にあやしまれないよう十分注意してください。
引っ越しや転勤、遠距離恋愛が多かった人は、おのずと移動距離も長くなってしまうと思いますが、せっかくの機会ですから思い切って小旅行してみましょう。

「なんでわざわざ古傷のカサブタをはがして、かきむしるようなことしなくちゃいけないのよ!」という声ももちろんあるでしょう。
そんな人には、迷わず「喝!」と叫びたいです。
この世のどこに、ラクしていい思いができる修行などあるでしょうか。

 ジムやヨガやベリーダンスに通えば、気持ちよく汗をかいてデトックスできるかもしれません。
アイドルのコンサートに行って歓声を上げれば、嫌なことを思い出さずに済むでしょう。
ちょっといいレストランで女子会を開けば、「今年一年がんばった自分へのご褒美」とか言って憂さ晴らしにもなります。

 でも、クリスマスに女同士でそんなことをするのは、ただの逃げ。
つらいからこそ修行! 自分の心にムチ打ってこそクリスマス! ということを忘れてはいけません。