ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、経験人数が多い女性って誰?」
担当編集I嬢:「『おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?』と答える女性です」
経験人数とは、いちいち説明するまでもなく、セックスをした男性経験のことです。スケバン時代にタイマンで決闘した経験人数とか、趣味の囲碁で対局した経験人数のことではございません。
さて。経験人数が何人だろうと何十人だろうと、はたまた何百人だろうと、実際の数値はどうでも良いのです。肝心なのは、経験人数を問われた際の答え方。
経験人数が多い女性の場合、ばか正直に答えるのはタブーとされています。インターネット上に溢れかえる恋愛コラムを読むと、実際の数値よりも少なく答えるべしと推奨している記事ばかり。
そういえば、ミカコちゃんが21歳の頃に働いていたキャバクラでも、店長から「お客さんから経験人数を問われたら『片手で数えられる程度』と答えるのがベストアンサー」と刷り込まれました。要するに5人以内ってことですね。
男女の色恋沙汰をこれでもかってくらい見てきたであろうキャバクラ店長が言うのですから、間違いない意見なのでしょう。まぁ、当時のミカコちゃんは片手で数えられるどころか、まだオトコを知らない生娘でしたけどね。
なぜ経験人数は少なく答えるべきなのか…
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ経験人数を問われた際は、少なく答えるべきなのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「経験豊富な女性だと満足させられるか不安になるから」とか、「文豪オスカーワイルドも『男は愛する女の最初の男になることを願い、女は愛する男の最後の女になることを願う』と言っているし」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。経験人数を問われた際に、少なく答えるべき理由は……!?
「アナルなどの特殊プレイも対応可能と勘違いされるから」です。
本題に入る前に、「特殊プレイ」の具体的内容に触れておきましょう。アナルファックほか、ハメ撮りとか首締めとか野外露出とかスワッピングとか、挙げればキリがないくらいです。この記事では、とりあえずまとめて、アナルファック表記で統一しますね。
- 1
- 2