ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、コンドーム着けてとハッキリ言うことのできる女性って誰?」
担当編集I嬢:「さめざめの『コンドームをつけないこの勇気を愛してよ』を愛聴している女性のほうが多いかもしれないです」
セックスという行為を大別すると、ゴムセックスか、ナマセックスか……2パターンに分かれます。そして大半の男性は、後者を好みます。そう、ナマセックスです。
AM読者さまもこんな経験があるはず、「ゴム着けて」とリクエストすれば「お、おぅ」と着けてはくれるけれども! 仮にあのとき、こっちからリクエストしなければ……オトコのヤツめ、しれっとナマ挿入していたでしょうよ。
もしくは「途中から着けるから、最初だけナマで」と、交渉を持ちかけられることもしばしば。男性の言う「途中から」とは、おそらくカウパー氏腺液が出るあたり……を指すのでしょう。
カウパー氏腺液とは、よくいう「ガマン汁」や「先走り汁」のことです。もちろんカウパー氏腺液にも精子が含まれるので、途中から着けても完全な避妊にはなりません!
男性がナマを好む、本当の理由
「ガマン汁」や「先走り汁」の正式名称を学んだところで、今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ男性は、ナマが好きなのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「遅漏を隠したいのだろう」とか、「遅漏は床オナが原因なのよね、嘆かわしい……」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。男性がナマを好きなのは……!? 「前戯からの自然な流れをストップさせたくないから」です。
ソファでイチャイチャし、甘い言葉を囁き合い、そして熱いキッス……自然な流れで来ていますね。そのままベッドになだれ込み、指と口を駆使してたっぷり愛し合います。お互いを求め合う男女としては、ごく自然な流れです。
そんな自然な流れを一時中断し、コンドームの装着に数十秒を費やすことが、男性の美学に反するのでしょう。
コンドームの装着って、実はものすごく不自然なひとときなんですよね。なぜなら本来セックスとは、子作りを目的とした行為だから。その目的に忠実であれば、コンドームなんぞ必要ありません。自然な流れのままナマ挿入しちゃえば良いのです。
しかし快楽目的のセックスとなれば、話は別。望まぬ妊娠や性感染症を防止すべく、コンドームの装着タイムを設けねばなりません。必要なこととわかっていても、「本来のセックスって自然な流れのままナマですべき行為だよね」という本能が勝ってしまうのでしょう。
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