万人が「気持ちいい」と感じるところなんてない!充実したオーガズムの秘訣は…

ローションを使って男性を喜ばせる女性の画像

 ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。
女性が受け身から脱し、パートナーの快感を探っていく作業は、セックスに慣れてきた大人のカップルだからこそできること。

 受け身も攻めもどちらも楽しもうとする心がけが二人のセックスをより充実したものにしてくれます。

 男性の性感帯開発シリーズも今回で最終回です。
「男性版Gスポット」と呼ばれる快感の可能性を秘めた性感帯に近づいてみましょう。

男性版Gスポットと呼ばれる性感帯とは…

 男性版Gスポットと呼ばれる性感帯、それが「前立腺」です。

 前立腺は、膀胱の下に位置している栗の実大の大きさの臓器です。

 前立腺の働きは、前立腺液を分泌することです。
一部が直腸に接しているため、直腸の壁越しに指(肛門への指入れ)で触れることができます。

 元々は、医療行為として行われていた前立腺マッサージですが、快楽目的で行う人が出てきて、男性向け性風俗のメニューとなったと言われています。
射精を伴わないドライ・オーガズムを体験できると言われていて、ハマる男性の中には「ソロ活動後の後始末が楽」という人もいるようです。

男性版Gスポットと呼ばれる性感帯とは…

 前回までに、会陰へのアプローチと肛門表面の愛撫をご紹介しましたよね。
それらは、すべて前立腺マッサージのための準備運動のようなもの。
前立腺マッサージを安心安全に行うために、心と体の受け入れ態勢をつくってきました。
前立腺マッサージを行うにあたり、できれば、直腸の洗浄(浣腸など)をしておいた方がいいのですが、これは、男性が乗り気でないとなかなか難しいですよね。

 ですので、セックス前に湯船に浸かり、お尻を温め、きれいに洗うということを心がけてください。
体を温めておいた方が緊張感が和らぎ、指入れがスムーズになります。

 ペニス→会陰→肛門表面とパートナーが、快感を伴いながら、あなたの愛撫を受け入れることが出来るようになったら、前立腺に一歩進んでみましょう。