監督も本気で口説きたいんでしょ!イイ女の筆おろし初体験

 こちらも優しくてエッチな筆おろし映像を楽しみにしていたのですが、やたらと冒頭のインタビューが長い。インタビューというか、なんだろうこれ、監督さんが女優さんとデレデレしたいだけというか……。
暗い部屋で「君」呼ばわりしたり、「(前回の撮影の後)マネージャーさんからあそこに行きたくないって言ってたって聞きましたよ」とか言って困らせたり、セクハラじゃないけど、「そんなことないですよう」って言わせたい下心のようなものが感じられて、なんだか冴えない気持ちになります。

 女優さんは「そんなことないですよう」って笑顔で対応しているけど、本当に行きたくなかったのではと思ってしまうほど、ねっとりした喋りが続きます。突然、監督が一瞬押し黙ってしまうので、女優さんは気を遣って無意味に笑ったりと、まだ何も始まってないのにこのヒヤヒヤした気持ちはなに!?

 もしかしたら、どんなシチュエーションでも笑顔な彼女を映すための演出なのかも……?
『石原莉奈の筆おろし初体験』では、そんな笑顔の石原莉奈さんが、筆おろしに初挑戦します。

 筆おろししてもらえる童貞さんたちは、石原さん本人よる面接で決定。芸人のラジオを聞くのが趣味というイケメンお兄さんや、有名大学を卒業していてTOEIC850点の優秀なお兄さんなど、面白い男性が続々とやって来ます(後者のお兄さんは本当に童貞か疑われていましたが、趣味がオナニーと断言していて石原さんも納得)。

「(石原さんの)好きな出演作は?」の質問に、童貞さんから自社の作品が挙がってこないので、「もっと宣伝して!」と監督から横やりが…。もう、わかったよう!
そうこうして筆おろしが始まるまでに50分近くが経過。石原さんが童貞くんと絡み始めてからも、ちょこちょこ監督が喋りかけて……。

 それでも石原さんは、股間に顔をうずめて一生懸命な童貞さんのセットされた髪の毛をバレないようにこっそり引っ張ってみたり、意外とSな一面がちらり。

 ラストには男優さんとのセックスシーンも収録されていているのですが、やっぱり童貞じゃダメですか!?と、M心がくすぐられる一作です。

Text/姫乃たま

次回は<「どうぞ可愛がって下さい…」マゾな性癖を見抜かれた清純女性の新境地>です。
SMのSは“サービス”のS、Mは“満足”のM…そんな言い方もされるように、されるがままの女の子が見たい気分の日もある姫乃たまさん。AVにありがちなちょっとムリな設定も楽しめる、極選SMAVをセレクションです。