【や】安物買いの銭失い

 すいません、今週はバースデー週だったため、前置きが長くなりました。本題に入ります。「うゐのおくやま」ゾーンの「や」、「安物買いの銭失い」です。
まずは、基本の意味からおさえていきましょう。安い物を買って得をしたように感じても、品質が悪いため使いものにならなかったり、すぐに壊れて買い替えを余儀なくされるため、結局高くつく……といったところでしょうか。

 セックスにおいて、お金がかかるシーンといったら、まずは「勝負下着」でしょう。下着にはそれなりにお金をかけるべき、というのが筆者の持論です。最近は、安くて可愛いデザインの下着がごまんとあります。1000円程度で、ブラジャーとパンツのセットが買えちゃったり。しかし! 1000円の下着がすべて悪いというつもりはないのですが、筆者の妹が次のように申しておりました。

「740円のブラジャーを購入したのだが、数分おきにホックが勝手に外れる」

 ブラジャーのホックは殿方に外して頂くものであり、勝手に外れるものであってはならないのです。身内がこういった体験をしますと、「絶対にブラジャーは740円以上!」と再認識させられます。
AM読者様も、筆者にとっては愛すべき身内のような存在! だからこそ、声を大にして言いたい! 下着にはお金をかけましょう。

 次にラブホテル! 以下、筆者の女友達のエピソードです。
「彼氏と90分2,000円のラブホテルにチェックインしたところ、4畳半ほどのスペースにマットレスが置いてあるだけのヤリ部屋だった」

 ベッドではなくマットレス! 体育倉庫かよッとツッコミを入れたくなりますね。ラブホテルというよりは、単なるヤリ部屋! さすが90分2,000円です。4畳半にマットレスでは、百年の恋も冷めるとはまさにこのこと!

 時代は平成の大不況下。彼氏の懐事情を考え、リーズナブルなホテルを選ぼうとする、健気なお嬢さんも多いかと存じます。その心は尊いですが、あまりにも安っぽいホテルに入ると、4畳半のマットレスセックスをすることになるので、ご注意を。