前回の<セックスこそ最大のダイエット!合コン・デート中の飲食カロリーはベッドで燃やせ>もお楽しみください。
そろそろバレンタインデーですね。今週の乙女たちは、惚れた殿方に贈るチョコレートの準備でさぞやドタバタすることでしょう。
チョコ選びに情熱を燃やすのも大いにけっこうですが、男心としては、オシャレなチョコよりも、魂こめたフェラチオやハイパーメディアクリエイティブ騎乗位のほうが嬉しいのかもしれません。
そう考えると、チョコを渡した後のセックスパフォーマンスも、手を抜かず臨むべきでしょう。
バレンタインの話はこれくらいにして、ぼちぼち本題に入りましょうか。
先週で、「つねならむ」ゾーンが終わりましたので、今週からは「うゐのおくやま」ゾーンに突入します。
「有為(うゐ)の奥山って?」と思い調べたところ、「有為(うゐ)」とは形あるもの・形ないもの全てをひっくるめた人生そのものを指すようです。つまり「有為(うゐ)の奥山」とは、人生の如く、道もなく越すに越されぬ奥深い山となります。
重度の遅漏男性とのセックスを連想するのは筆者だけではないはず! フィニッシュへの道が見えず、延々と続くピストン運動は、さながら越すに越されぬ奥深い山を越えるようなものですからね。
【う】嘘から出た実
さて、「うゐのおくやま」ゾーンから今週は、「う・嘘から出た実(まこと)」です。基本の意味は、「冗談のつもりで言った嘘が、偶然にも真実となってしまうこと」といったところでしょうか。
イソップ寓話のオオカミ少年を彷彿とさせますね。退屈しのぎに、「オオカミが来た!」と嘘をついて大人たちを騒がせていた少年の物語です。
ある時、これまでついてきた嘘が真実となり、オオカミが現れました。しかし、いつものように大声を出しても信じてもらえず、誰も助けに来なかったという結末です。
人間ですから、生きていれば嘘の一つや二つつくことはあります。相手を思い遣る気持ちゆえの優しい嘘もあれば、自己保身のためにつく嘘も。また、見栄による嘘もあるでしょう。
正月は独り暮らしのアパートで食っちゃ寝していただけなのに、「ドバイでバカンスしてきたざます、ホホホ」とか言っちゃったり。
筆者の場合、「ドバイでバカンス」と嘘をついたことはないですが、処女だったのに性に奔放なヤリマン女を気取るという、今にして思えばかなり意味不明な嘘をついたことがあります。
かれこれ17年前……二十歳の頃でございました。若気の至りってやつですね。そう考えると、いま二十歳そこそこのお嬢さんの中にも、17年前の筆者と同じように、謎のヤリマン小芝居をしちゃっている人がいらっしゃるのではないかと思われますので、ご参考までに当時のエピソードをご紹介しましょう。