第20訓「ゴミ屋敷男から学ぶ“セックス興奮剤”の思わぬ効果!」もお楽しみください。
何週間か前に、とある雑誌社さんから「ローターとバイブ、一般女性に人気があるのはどちらですか?」という主旨の取材を受けた筆者。
「なぜローターorバイブの2択なのだ? 電マはどうした?」とシャウトし、男性記者さんを「ひえぇ、なんかスイマセン」と怯えさせてしまったのですが、そんなこんなで「5月の大人のおもちゃ月間」最終回は、電マのお話をしたいと思います。よろしくお付き合いくださいませ。
【第21訓】性に貪欲だと勘違いされやすい?
突然ですが、皆さんは「Twitter」をやっていますか?
筆者は「カルピスミルク」というブリッコな名前で登録しております。
最近、Twitterのアップデートを行なったところ、My画面にアカウント登録した時期が表示されるようになりまして、それによると筆者がTwitterを始めたのは今から4年前の2010年だったようです。
アカウント登録したばかりの筆者に、とある男性フォロアーさんからDMが届きました。
「カルピスミルクさんはSMバーに行ったことはありますか? よろしければご案内しますよ」とのこと。
普通だったら、「知らん人がSMなんちゃらに連行しようとしている……即ブロックじゃ!」と思うのでしょうが、当時の筆者はエロライターになったばかりで、そういった類の経験が喉から手が出るほど欲しい時期でした。
「ぜひお願いします」と返信し、知らん人と港区某所で待ち合わせる運びとなったのです。
待ち合わせ場所に現れたのは、たいそう上質なスーツに身を包んだ四十路紳士でした。
「初めまして」の挨拶と同時に、筆者のTwitterや執筆記事に関して、「楽しく読ませて頂いていますよ」と嬉しいことを言ってくださり、とても良い気分になったのですが次のひと言に、筆者は目が点になりました。
「ごめんね、本当に申し訳ないんだけど、僕はセックスしてあげられないからね」
ファッ?
おそらく彼は、筆者のTwitterや執筆記事を読んで、「このコは性に貪欲な女性だ」という人物像を描いていたのでしょう。
決して間違ってはいないのですが、というか当たっているのですが、そこから飛躍して、「俺はSMバーを案内したいだけなのに、きっとチンポを求められちゃうんだろうなぁ。俺は、誰とでもセックスするヤリチンじゃないのになぁ」と、身構えてしまったのでしょう。
勘違いですから!
これ、性に貪欲な女性あるあるだと思うのですが、「どんなオトコに対しても股を濡らす」と誤解されがちですが、んなわけないでしょ。一応こっちにだって選ぶ権利はありますよ。
それにしても、「当然セックスOK」と誤解を受けたことは多々あれど、「俺にセックスを求めるなよ」と制御されたのは、さすがに初めてでした。
「こっちからお断りですよ」と言いたかったのですが、この日の筆者はSMバーに連れて行って頂くという重要ミッションを担う身。くだらないことで揉めている場合ではありません。
「まぁ、ホホホ」と適当に流しました。我ながら大人の対応です!