5月は「大人のおもちゃセックス特集」です。4月が「年下セックス特集」だったので、今月は「年上セックス特集」でも良いかなぁと思ったのですが、それだとあまりにも芸がないので、大人のおもちゃネタで攻めたいと存じます。風清らかな初夏の折、電動コケシの話題に興じるのも一興……よろしくお付き合いくださいませ。
【第18訓】大人のおもちゃ未体験はもったいない!
筆者が初めて「大人のおもちゃ」というものに触れたのは、24歳の誕生日でした。
当時の筆者は舞台演劇活動に身を投じていたのですが、稽古中に誕生日を迎えたので、共演者の皆がお金を出し合ってバースデープレゼントを用意してくれたのです。そのバースデープレゼントが、いわゆる電動コケシだったというわけ。ええ話や。
ドンキ○ーテの袋に包まれたそのコケシは、「いけルンです」という商品名でした。どう考えてもインスタントカメラ「写ルンです」をパクッたとしか思えません。筆者はその夜さっそく、「いけルンです」と一戦交えました。
と言いたいところですが、意外にも開封すらしなかったんですよね。当時の筆者はセックスデビューしてまだ3年程度の初々しい小娘、大人のおもちゃに対して嫌悪感がありました。
また、筆者は生粋のチンポ好き! コケシは所詮コケシでホンモノに叶うわけもなく、快楽はホンモノから得るべきと考えていたのです。
それから3年の月日が流れました。時刻はだいたい終電過ぎくらい、女友達と二人ヤキトリ屋で談笑していたところ、隣のテーブルの二人組男性から声をかけられたのです。こういった店内での出会いも大切にしたいものですね。「袖振り合うも多生の縁」という言葉がございます。
終電過ぎの繁華街、無数にあるヤキトリ屋の中でたまたま同じ人数構成の男女が隣同士のテーブルになったのも何かのご縁。私たちはすっかり意気投合し、四人で酒を酌み交わすことになりました。そう考えると、個室形式の席よりも、オープン形式の席のほうが圧倒的に有利と言えるでしょう。飲み屋のホームページを見ていると、「気兼ねなくガールズトークできちゃう個室女子会」などと馬鹿の一つ覚えのように並んでいますが、個室に閉じこもってガールズトークしても股は潤いません! オープン席をセレクトしましょう。