性器の熟成には使う頻度の関係あり!?

第5回 生殖器が成熟するスイッチが入ると生殖器を使いたくなる

奥谷まゆみ おんなのカラダ道 tippi t

 前回でもお話したように生殖器は使うことで成熟していくんだけど、成熟する前に「眠っていたものが起きる」みたい過程があるの。
例えるなら、「さあ!使いますよー!」っていうスイッチが入る感じかな。
そして、そのスイッチが入れるためには使う頻度が関係しているみたい。

 まだ青いリンゴみたいな未熟な生殖器でも、毎日のように使い始めるとスイッチが入ってくる。ぽつんぽつんと月に何回か、デートの時だけというよりも、風呂入って歯磨いて、「さあ、しましょう!」って日課みたいに(笑)頻繁に使うとスイッチが入りやすくなるみたい。

 でも、このスイッチは、“成熟するスイッチ”であると同時に“生殖器を使いたくなるスイッチ”でもあるから、スイッチが入ると、SEXがしたくてしたくてしょーがなくなっちゃうわけ。
これは、「溜まるとしたくなる」男性とは決定的に違うところで、「やってもやってもまだしたい!」「しないと苦しい!」「今日も明日も、明後日もしたい!」「ずっとずっとしていたい!」って思っちゃう。

 だからスイッチが入った後に、彼氏と別れちゃったらもう大変。
やりたくてもやれる相手がいない!と焦って、大して好きでもない相手とセフレになっちゃったりする。
彼と別れた悲しさだと思っていても、よーくよーく体に聞いてみると「やれる相手がいない辛さ」だったりもする。
私も振り返ってみるとそうだったことがあったな(笑)。

 これはね、生殖器が熟成したから「やりたい!」ってなっているわけじゃなくて、熟成に向けて稼働し始めちゃった(=スイッチが入っちゃった)からなんだよ。