上体を前に倒した2つの動き
それでは、基本4型の残り2つ、上体を前に倒した騎乗位について説明します。
③腰だけを上下に
腰だけを上下に
これは騎乗位の中でも女性が一番楽な体位だと思います。まず、膝と腕で体重を分散できるので疲れにくく、ピストンの幅や角度も自在に調節でき、自分の好みの場所を好みの動きで刺激できるから。そして、竿への摩擦や圧力を大きくかけられるので、男性がイキやすい体位でもあります。
ただし、2と同じように腰を柔軟に動かせることが条件です。
ポイントは、男性の上にまたがって上半身にしがみつき、骨盤を前後にピストン運動をします。横から見ると、女性のお尻だけが上下している状態です。
腰を大きく動かすとピストン幅が大きくなり、腰を少し反らせると圧をかけられます。
④体全体を上下に
体全体を上下に
③「腰だけを上下に」と同じように前に倒れて男性にしがみつき、ベッドに膝と肘をついて、胴体を男性の体と平行にスライドさせます。そうすると自動的に出たり入ったりのピストン運動になりますよね。骨盤をうまく振れない人でもこれならできるはずです。
この動きも疲れにくいので、①「上下ピストン」や②「前後グラインド」の動きで疲れた時に休憩として挟むといいと思います。
騎乗位は、角度や当たるポイント、速さを自分の好きなように調節できて最高です(笑)。苦手意識をもって避けていたらもったないですよ。腰を滑らかに動かせなくても大丈夫なのでじゃんじゃん上に乗って動きまくりましょう。
Text/Betsy
初出:2015.12.07
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