もちろん、正しい名称を知ることも大事です。実は、多くの女性が自分の性器の部位の名前や場所を性格に把握していません。どこに何があるのか、それをどう呼べばいいのか分からないままでいると困るシーンが病院です。痛い・痒い・できものができた。それがどこなのかを伝えることができず、受診しないまま放置している人も多いはず。
実は、私もこの仕事をしていてよかったと思えることのひとつがこれでした。自力で脱毛してツルツルにした途端に外陰部全体が炎症を起こしたとき、小陰唇に謎のできものができたとき、腟口の下が切れて痛かったとき、エロ用語ではなく正確な名称で伝えられることで羞恥心もやわらいだ気がします。
下ネタは下品な趣味ではなく、自分の「身体」と「言葉」の距離を縮めるための大事なリハーサルです。まずは安全な場所で言葉に慣れておきたいですね。そうすれば、パートナーと真面目に話し合いたいとき、ちょっとだけ嫌なことを指摘したいとき、楽しくセックスファンタジーを語り合いたいときに、過度に恥ずかしさを感じずに口に出すことができますよ。
Text/BETSY
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