ベッドで必要なのは冷静さ！相手が柔らかくなろうが余裕を持つ／BETSY

「彼の勃起力が悪いと焦る」

先日、読者の方からこんな質問が届きました。

恐らく、私が以前からコラム内でよく言っている「愛撫は焦ってあれこれやり方を変えると失敗する」というのを見て質問を送ってくださったのだと思います。

初めて聞いた方のために説明すると、愛撫中に男性器がいつもより元気がないと感じたとき「私のやり方が間違っているのかも」と焦りがちです。焦れば焦るほど次々に刺激方法を変えてしまい、結果的に愛撫の質が落ちて気持ちよくさせてあげることができません。焦ることで相手の反応を冷静に見れなくなるのが原因です。

「でも冷静になれるセックスなんてつまらない」と思われそうですよね。セックスといえば興奮！興奮すればするほど良いセックス！という風潮がありますし。確かにめちゃくちゃ興奮するセックスは最高です。頭にカーッと血がのぼって訳がわからん状態になったり、相手が興奮で狂った状態を見たりするのもセックスの楽しみのひとつです。

それでも冷静さは必要

ただ、そんな訳わからん狂った状態であっても、相手の体と向き合う冷静さを多少は持っていたいと思っています。

冷静さというか、体の中でも特に繊細な部分を扱っている責任感、必ずしも性的興奮度と反応が一致しているわけではない珍獣（性器）と対峙しているという覚悟を持っておきたいんです。そうすれば、相手の男性器がちょっと柔らかくなろうが、完全にフニャフニャになろうが心を乱されなくなります。