ネガティブを払拭してセックスに集中するには?太ったら性欲が落ちた話/BETSY

+2キロの影響

前回前々回と性欲減退シリーズでお届けしておりますが、今回も引き続き性欲のお話です。

突然ですが、今年に入って2キロ太りました。正月の海外旅行での歩きすぎと発熱で少し痩せて帰ってきた後、ひどい時差ぼけで深夜にパンをかじって無理矢理寝るのを繰り返していたところ、超速でリバウンドして+2キロで落ち着いてしまいました。2キロ太っただけで洋服ってパツパツになるんですね。砂糖ひと袋が1キロだと考えると、2袋分のお肉がつけばそりゃパツパツですよね。生まれた時から常にぽっちゃり人生なので、自分のムチムチボディには慣れています。しかし、パツパツになったスカートを履いていると、みるみる自信が失われていくんですね。

いつもなら飛びつくセックスチャンスを「明るいところで裸を見せるのはちょっと嫌だな」と逃したり、せっかくいい感じに没頭していたのに「巨体だと思われてないかな」「こんなにデカいお尻見てよく萎えないな」とふと考えてしまったりと、+2キロがセックスの邪魔をするようになってきました。

完璧な姿でないことが気になり…

これって実はよくある話なんですよね。「痩せてないから相手が萎えるかも」「胸が小さいから見られたくない」「ウエストがくびれていないし…ムダ毛が…シミが…小陰唇の大きさが…」誰でも一度はセックス中にこんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。

産後の体型の変化、年齢を重ねたことによる見た目の変化、病気治療後の手術痕などもそう。外見が自分の考える完璧な姿ではないこと、以前と外見が変わってしまったことが気になって性欲にブレーキをかけてしまうんです。頭では「『完璧な姿じゃないといけない』なんて、そんなワケあるかい!」と分かっているはずなのに、それでももうひとりの自分が「醜いよ」と耳打ちして邪魔をしてきます。

ネガティブ払拭して
セックスに集中するには

I LADY.が全国の若者5800人に対して行った調査では、15~29歳の女性3,156人のうち、34.9%が「容姿や体型に自信がない」、27.9%が「自分の性器の大きさや形・色・においなどが気になる」と回答し、上位を占めました。私がSNSを通じて行ったセックスの悩みを調査するアンケートでも、回答者109名の小規模なアンケートではありますが、48.6%の女性が「顔や体型などの外見にコンプレックスがある」、40.4%の女性が「性器の形やにおいが気になる」と回答し、「セックスでイケない(52.3%)」と並んで上位にあがっています。