女性とセックスをすると、他の男のセックスを知ることができる。一時期、時々ラブホテルで会っていた岸田さんは、これまでに多数の男との経験があると語っていた。とにかく明るいセックスをする人で、「アァァ、イィィィ!」などと言いながら会話をするというのが特徴だった。
「ニノミヤさん、あなたのチンコ、イイ! キュッと上に反っていてGスポットをこすってから奥にズンって届くのがイイのよぉ~」
胸をもみしだかれながら挿入される彼女は目をギュッとつぶり、口は半開き状態になっている。僕との相性はいいと言っていた。しかし、自分は自分以外の勃起したチンコなど見たことがないし、他の男のセックスも見たことがない。だから、女性の体と性癖に様々な違いがあることは分かるものの、他の男と自分の違いがまったく分からないのだ。通常、多くの女性は他の男とのセックスについて語らないが、岸田さんは丁寧に教えてくれた。多分そうすることが、より自分にとってのよいセックスに繋がると感じていたのかもしれない。
「あなたのチンコ、好きぃぃ~」
そう言われても何がどういいのか分からないので、「別に僕のチンコは普通のチンコだと思いますが、どう違うんですか?」と聞いた。するとこんな答えが返ってきた。
「あのね、さっき言った通り。あと、ニノミヤさんはやせてるからね、チンコが小さいと思ってたの。脱いだときのギャップが良かった」
「えっ? デブは陥没しているから小さいという噂は聞いたことがありましたが、やせ型もそうなんですか? ハァハァ」
僕は挿入を続けながら、彼女にこう聞いた。
「そうなのぉ~。小さいことが多いわよぉ~。私、昔バレーボール選手とかラグビー選手ともセックスしたことがあるんだけど、体が大きい人は体全体に栄養が行き渡っているのか、チンコもすごく大きいの。ニノミヤさんのチンコ、アスリートみたいよぉ。しかも、その反っているチンコは生まれて初めて!」
- 1
- 2