セックスを時短するには

そもそも2回戦したい女性のバックボーンにあるのは、「挿入至上主義」だと思うんですよね。チューやハグなどの前戯よりも男性器の挿入が好き……だから2回戦したいかと! 

で、あるならば。1回目は省略できるプロセスは極力省略し、時短で済ませましょう。風俗店で言うならば即尺・即ベッドってやつですよ。

即尺なので、言うまでもなくシャワーは省略してください。部屋に入るなり、上半身には目もくれず、いきなりズボンとパンツを下ろし、即尺に持ち込みましょう。上半身の服は脱がせなくても良いくらいです。そしてフェラチオは、これまでのセックス人生の中で過去最高ってくらい魂込めてしゃぶりましょう。

男性器が勃起したら、相手の身体の上に乗って騎乗位です。これまた、これまでのセックス人生の中で過去最高ってくらい魂込めて腰を振りましょう。そのまま射精に導くも良し、1回くらいは体位チェンジするも良し……兎にも角にもこれにて1回戦終了です。

1回戦が終わると…?

1回戦終了後は腕枕やピロートークは求めず、ゴロゴロしましょう。相手の体力を回復させるには腕枕もピロートークも省略するのが1番です。ゴロゴロしているうちに賢者タイムが過ぎ、そして男性は思うはず。「即尺・即ベッドで攻められっぱなしだったな、さっきの俺」と。そこから「攻められっぱなしはオトコの沽券に関わる!」「攻守交替で俺もヒィヒィ言わせねば!」と、2回戦への意欲及び股間がムクムクしてくるはず。

そのタイミングで、相手のテクニックないしは男性器をベタ褒めしましょう。言い方としては噛みしめるかのように「……やっぱり〇〇君とのエッチって気持ち良いなぁ」みたいなカンジです。そして布団の中で相手の太ももあたりにそっと手を伸ばしましょう。ポイントは「太もも」という部分です。ダイレクトなチンタッチだと、あまりにも風情が無いですから。

ここまでお膳立てが整えば、男性のほうから2回戦を申し出てくる可能性大! 万が一、相手が言い出さない場合は、「もっかいする?」と可愛く提案致しましょう。ここまでやって駄目ならふて寝ってことで。

Text/菊池美佳子