「基礎はもうできてるから、もうちょっとセックスがエロいと思われるテクニックを教えてくれ!」と思っている方への、ひと皮むけるセックスシリーズ11本目です。
前回、前々回は前戯での手と口の潤いについてお話ししました。今回は挿入時の潤いについて。「アソコの潤いには全く問題ありません!たっぷり濡れます!」というタイプの女性でも、セックス中にちょっとした潤いピンチに見舞われることはありますよね。どんなに潤いたっぷりの人でも潤滑剤を1本を持っておけばちょっとしたピンチでも問題ないのですが、手元にない時もあるはず。そんな時の切り抜け方についてお話しします。
ちょっとした潤いピンチを切り抜ける
・結合部にエアコンや扇風機の直風が当たって、濡れても濡れてもどんどん乾いてくる
・四つん這いでフェラしている間に愛液が前へ流れていって、その体勢のままバックで挿入しようとしたら乾いた小陰唇が巻き込まれる
・相手の前戯が下手すぎて痛みを感じてしまったせいで、濡れがストップ
・バキューム式クンニで潤いを全部吸い取られてしまった
こんな状況にヒヤッとしたら、次の5つのことを試してみてください。
①自分の濡れポイントを知っておく
「こうすれば濡れる!」という自分の必殺濡れポイントを知っておくと便利です。首・耳を舐められたりキスされること、背筋を撫で上げられること、乳首を舐められること、クリトリスを撫でられること。相手にお願いするのもいいですし、乳首やクリトリスなら自分で触ってしまうのもいいですね。ただし、必殺濡れポイントがない人もいます。
②妄想オカズを利用
興奮するネタをこっそり思い浮かべてみるのもいいですね。普段オカズに使っている妄想ネタの引き出しがいくつかあるとこういう時にも便利です。
③見せオナニー
クンニでたっぷり濡れたのに、相手への愛撫中に乾いてしまい、挿入開始する頃には潤い不足……というのはよくある話。男性は男性で挿入直前にフェラでしっかり勃たせて欲しい人もいるので、シックスナインを挿入前に取り入れるのもいいかもしれません。シックスナインが苦手な人は、相手への愛撫中にオナニーしてしまうのもいいですよ。「私ちょっとエッチな人なんでフェラしながら自分でも触っちゃいます」というテイで、クリトリスを刺激して濡らし、時々指を腟に軽く挿入して外陰部と腟内の愛液をなじませます。
④濡れる場所、乾く場所を把握
前戯で出た愛液は重力で流れていきます。そのため、体勢によっては、クリトリスや小陰唇は乾いていてもお尻の方はぐっちょりになることもあれば、反対にクリトリスの方はヌルヌルなのに腟口の下端は摩擦でカサつくこともあります。相手がコンドームを着けている間に、腟口と小陰唇がまんべんなく潤うよう手でサッとなじませておくのもおすすめです。小陰唇の巻き込みや腟口下端のひだの擦れを防ぐことができます。
⑤竿をまんべんなく潤わせる
外陰部がたっぷり潤う人でも、腟の中が同じくたっぷり潤っているとは限りません。挿入前に外陰部を男性の亀頭や竿に擦りつけて焦らすように見せつつ、男性側にも潤いコーティングをすると、スムーズに挿入を始めることができます。
ただし、これらはあくまでも“ちょっとした潤いピンチ”への対策。痛みを感じたり、挿入中にトロみのある潤った滑りを感じられない人は、必ず潤滑剤を使用してください。
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