岩田さんと初めてホテルへ…
彼女との付き合いはもう12年ほどになるが、この度初めて一戦交えることとなった。会計を終えると、すぐにホテルへ。他のカップルと鉢合わせになるのもイヤなので、階段で2階の部屋へ行った。
身長は僕が178cmで彼女は165cm。その白い頬がほんのりとピンクになっていたが、唇を突き出してきた僕らはすぐにディープキスをした。ギンギンに屹立したアソコを彼女のアソコに押し付けグイグイと押し付けると「あら、ニノミヤ君、あなた意外に立派なモノ持ってたのねw」と笑われた。
すると彼女はすぐに僕のズボンとパンツを降ろした。我慢汁もすでに出ていたが気にする様子もなくパクリとしゃぶる。遠くから見ているだけだった憧れの先輩とサシで飲めるようになっただけでも嬉しかったのにまさかのこんな光景が見られるとは……。
ジュポジュポという音をさせる彼女は上目づかいでこちらを見ていたが、思わず「こんないい光景が見られるなんて信じられません」と言ってしまった。「全然構わないよ。私はニノミヤ君といつかはこうなると思っていたから」と彼女は言い、僕らはシャワーへ。
時間もあまりないため、お湯を溜めることはなく、2人で体を洗い合い、体を拭いたらベッドへ行き、過去の思い出話をしながら身体を舐め合い、局部を触り、舐め続けた。彼女のスラリとした体躯とDカップの程よい大きさの胸は、本当に美しかった。そんな身体が騎乗位で乱れまくっているのは「史上最高の風景だ」としか思えず、この日は3回イッてしまった。
どうやら体の相性は良かったようで岩田さんはこれから春夏秋冬、一度ずつ鶯谷でセックスをすることを提案してきた。彼女の方が自由になる時間は少ないだけに、日程は任せる、と伝えた。
以後、不思議な関係が5年以上続いているが、季節の変わり目のたびに彼女とは鶯谷の飲み屋へ行き、そしてホテルへ行く、というルーティンが誕生した。夫には「サークルの同期と後輩と飲む」と言っているのだとか。確かにそれは事実だが、飲むだけではないことは絶対にバレてはいけない。
そんな我々にも一度だけイレギュラーなセックスがあった。大学の先輩が自殺をした後、葬儀場を出てからなんとなく2人で抜け出し、そのまま湯島のラブホテルに行き、先輩の思い出を語り合いながら酒を飲み、そして追悼という名目のセックスをした。岩田さんは「多分、先輩は私たちが今日こうやって彼を送っていることを喜んでいると思う」という妙な理屈をつけていた。しんみりした一日ではあったものの、僕も先輩のことを考えながら彼女と何度も抱き合うのであった。
Text/中川淳一郎
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