受け身だとキンタマはつかめない

アル

婚活成功した女子に話を聞くと「とりあえず自分からデートに誘って、お試し交際を提案した」という、女子が主導権を握ったパターンがほとんど。受け身だとキンタマはつかめない、とつくづく思う。

みみこ

私も受け身で幸せになってる女子を見たことないです。
でも婚活相談に乗ってると「男に選ばれたい」という女子が多いんですよ。「男に選ばれることに価値がある」というピンク色の本の影響なのか。

アル

それって昭和のモテ・男受けの発想だよね。でも現実は「モテよりマッチング」で「雑魚モテを排除して、自分に合うたった1人を選ぶぞ!」という子が幸せになってる。

みみこ

受け身な女子が待ってる間に、攻めの女子がキンタマをかっさらっていくし。

アル

受け身な女子は主導権を握ったことがないから、自分には無理だと思うのかな?

みみこ

まあ待ってる方が楽ですしね。あと「告白される」「プロポーズされる」というのがステイタスになってる部分もありますよね。

アル

みみこちゃんはプロポーズをプロデュースしたんだよね(笑)

みみこ

そうそう(笑)。夫が「プロポーズのやり方がわからない」と言ってきたので「初デートで乗った観覧車があるやろ?ほんで駅前に花屋があるから、そこで薔薇を一輪買ってやな、観覧車のてっぺんで指輪をパカッとしてやな」と指示を出しました。

アル

あははは(笑)

みみこ

薔薇一輪を花束にアレンジしてきた点が、評価できると思いました。

アル

そういうプロデュース力のある女子が幸せになってるわ。「完成型を求めず、未完成な原石を磨いていこう」という女子が。

みみこ

「彼にこんなロマンチックなプロポーズされた!」とかって、その瞬間の喜びというか、インスタ映えというか。でもその後は地味で平凡な日常が続くので。

アル

「結婚は単なる箱で、中身は50年の共同生活」だからのう。プロポーズや結婚式は人生のたった1日で、通過点に過ぎない。

みみこ

その先の日常生活を想像できてないと、非日常のイベントを重視してしまうというか。まあゼクシイとかメディアもキラキラ幻想を煽ってきますよね。

アル

「プロポーズされたらゼクシイ!ヒャッハー!!」みたいな。
それに乗せられず、「どんな相手とどんな生活を送りたいか」をリアルに考えた方がいい、病める時ベースで。自分が病気になったり、親が介護になった時をイメージしよう。

みみこ

私も親が弱ったり死んだりした時のことを考えて「自分一人で背負うのは無理、一緒に戦ってくれる相手がほしい」と思いました。

アル

JJ(熟女)になると周りも親がバンバン弱ったり死んだりするから、キラキラしたこと言うてられへん。ひさびさに知人から連絡きたら「誰か死んだかな?」と思うもん。

みみこ

私も10年後にはJJですから(笑)。私と夫は長女と長男だし、お互い背負うものはあるなと思ってます。

アル

彼の家族はどんな感じなの?