ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、彼氏に尽くしている女性って誰?」
担当編集I嬢:「尽くした結果『私なしじゃいられない』コースには入れないもんですかね」
今週のテーマは「尽くすオンナ」です。あ、間違えた。「尽くすオンナ」ではなく「尽くしすぎるオンナ」でした。尽くすのは全然オッケーだと思うんですよね。自分のできうる範囲で何かしたいと思うのは、女性としてごく自然な恋心でしょうから。
しかし「尽くしすぎる」のはいかがなものかと……。「尽くす・尽くさない」に限らず、何事も「しすぎる」のはよろしくない! 「ダイエットする」は全然オッケーですが「ダイエットしすぎる」は拒食症の危険性が出てくるのでよろしくない。「酒を飲む」は全然オッケーですが「酒を飲みすぎる」はガンマGTPの数値が上がるのでよろしくない。「尽くす・尽くさない」も同じかと。
尽くせば尽くすほどダメになる?
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ相手に尽くしすぎる恋愛はダメなのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「相手が調子に乗る」とか、「相手をダメ男にしてしまう」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。恋愛で相手に尽くしすぎるのがダメな理由は……!?
「自分自身がダメ子になるから」です。
仕事に喩えるとわかりやすいかな。仕事において「会社に尽くしすぎる」に該当するのは、サービス残業ですよね。定時が9時から17時と決まっており、残業はNGとされているが、それでは業務が片付かないと、8時に早出したり18時まで居残りしたり。そうやってサービス残業することで、業務は片付くのでしょう。また時間に追われることなく、余裕を持ってミスなく仕事できるでしょう。
しかし、定時の範囲で業務をこなせなくなるという意味では、仕事におけるスピーディーさが退化します。スピーディーに仕事をこなせない、社会人としてのダメ子になってしまうのです。
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