ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、二股願望が強い女性って誰?」
担当編集I嬢:「願望だけならみんな持っているはず。胸に手を当てて聴いてみてほしい……」
今週のテーマは「オンナの二股」です。一般的には「女性=一途な生き物」ってイメージが強いかもしれませんが、中には「A君も好き、そしてB君も好き」って女性も存在します。全国一途組合の組合員さんにとっては、「そんな多情女が実在するなんて、都市伝説じゃないのか?」と、にわかには信じられないでしょう。
色んなケースがあると思うのですよ。A君と付き合っている最中、たまたまB君とも出会い、気付いたら二股状態に陥ることもあるでしょう。「だったらB君に集中し、A君とは別れるべき!」が正論なのでしょうが、当人にとってはA君に何か落ち度があったわけでもなし、そもそもA君も好きだから別れられない……ってやつですよ。
逆に積極的二股もあるでしょう。A君との付き合いに満足しているが、さらなる刺激を求めて恋愛市場へと狩りに繰り出して第二の男・Bを発掘し、「バレなきゃ浮気じゃない」と言わんばかりに同時進行をエンジョイする女性も存在します。
どのようなケースであれ、二股が発覚すると、十中八九メチャメチャ怒られます。「多情女!」「ヤリマン!」「メス犬!」など、昼ドラに出てきそうな言葉で罵られることになるでしょう。
二股されたA君、B君が怒るのは理解できるとして、無関係の第三者まで激おこプンプン丸になります。女子会グループでも、メンバーの二股が発覚すると、「不潔だわ!」と言わんばかりに、距離をとる人物が一人や二人いるものです。
二股するとハチャメチャに怒られる理由
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ二股すると無関係の第三者まで怒り出すのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「ラーメンなら『博多ラーメンも札幌ラーメンも好き』が許されるのに……」とか、「ザーメンだと、『A君のザーメンもB君のザーメンも好き』が許されないなんて……」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。二股すると無関係の第三者まで怒り出す理由は……!?
「フリー男性の人口が減るから」です。
本題へと入る前に、二股されたA君、B君が怒る理由にも少しだけ触れておきましょう。男性の場合は、身体に出産機能が搭載されていないため、産まれてくる我が子が、果たして本当に実の子か確かめる術がありません。だからこそ、女性の二股を嫌悪するのです。オギャーと産声を上げ、我が子と信じて育ててきたが、DNA鑑定したら自分の子種じゃなかった……だなんて悲劇を回避したいのは当然の男心。これぞ、二股を怒る本能的な理由です。
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