どんな人でも必ずつきまとうお金の問題。とくに婚活中の女性の場合は、結婚相手の年収を気にされる方も多いと思います。ただ、個人的には、以前書いたハイスぺ婚の失敗例のとおり、「夫がいくらお金持ちでも、良いチームが作れなければ意味がない」と考えています。
「ハイスペ婚の失敗例」の記事を読む
◆良いチームがつくれない結婚は病む…ハイスぺ婚の失敗例と成功例
今回は、妻がハイスぺ夫と結婚するのとは逆のパターン。妻が夫よりも稼ぐ場合はどうなるのか。実体験をもとに、気付いたことを語っていきたいと思います。
気付いたら夫の収入を超えていた
夫は長い間、営業マンとして働いていたんですが、ある日私に「俺、もう営業辞めたいんだよね」と打ち明けました。
押し売りな営業スタイルに罪悪感が生まれてしまう、接待でお酒を飲む機会が多く、身体的にも大変だったということで、さすがに無理はさせたくないと感じ「心身に負担が少ない仕事をしてみたら?」と話しました。そして現在、夫は営業を行わなくてもいいサービス業の仕事をしているのですが、以前よりも年収がダウンする結果に。
逆に私は、転職と昇給により年収がアップ。そういう経緯で、現在は夫よりも稼いでいます。
生活費と家事の分担
生活費はどのようにしているかというと、家賃・光熱費は私が全額支払っています。一時期は折半していましたが、現在は自宅の一部をオフィス扱いにしているため、私が全額支払ったほうが確定申告でややこしくならないという事情もあり、そのような形にしています。
食費は基本的に割り勘ですが、私が突発的に「今夜はお気に入りのレストランに行きたい!」と申し出たときは、ディナーを奢ったりしています。
いや、もう、だいぶ私が払ってますね……。
それについては夫も申し訳なく思っているようで、気付いたら洗濯、掃除、料理、洗い物といった家事から、その他の雑用を担ってくれるようになりました。実質、夫が家事をほとんど行ってくれているので、私はより仕事に専念できて、さらにお金が稼げるようになるという良い感じのサイクルに。
より妻が稼いでいるパターンでも、チームとして連携が取れていて、役割分担がしっかりしていれば、とくに問題はないと感じました。
私の収入がなんらかの事情で下がったり、子供ができた場合はまた役割分担が変わっていくかもしれません。生きていると色んなことが起こるので、その都度コミュニケーションを取って、各々何をすべきか決めていくのが大事かなと思います。
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