赤ちゃんの魅力はかわいさだけに有らず!? 爆笑必須の育児日記『はるまき日記』

はるまき日記 瀧波ユカリ 文藝春秋 bain bath with bubble By Chesi – Fotos CC

 裸で生活する独身女性を描いた4コマ漫画『臨死!!江古田ちゃん』で注目を集めた漫画家、瀧波ユカリさんによる初の育児エッセイ集。
 著者はまえがきにて育児日記を書く経緯について、「現在子育て中の母親達の共感を得、掲載誌の部数を伸ばし、“現代の母親の代弁者”と崇め奉られ、子供は成長を見守られ、プレゼントを贈られる。子育てもそこそこに、育児日記を公開する計画を練り続けた」と綴り、下心を明かしています。

 主な登場人物は、2007年に結婚し2009年に出産を経験した自称適当な性格の持ち主という著者。インターネット関連の仕事を持っているという夫。そして、タイトルにもなっている娘、はるまきの3名。ちなみに娘の名前は出産前には“ちまき”だったそうですが、生まれてから“はるまき”に昇進したといいます。

 通常世の中に出回っている育児日記に見られる、母性あふれる母親、抱きしめたくなるような愛らしい赤ちゃんは一切登場しません。『臨死!!江古田ちゃん』のようなえぐさも散りばめられた、はるまきが出生2カ月から幼児になるまでを赤裸々に綴った爆笑の一冊です。

 現在、子育て真っ最中のあなた。これから子供を産んでみたいと考えているあなた。衝撃いっぱいの育児日記をご堪能あれ!

はるまき日記 瀧波ユカリ 文藝春秋

書名:『はるまき日記』
著者:瀧波ユカリ
発行:文藝春秋
価格:¥1,260(税込)

Text/Yuuko Ujiie