夏休み最後は富士北麓の清涼スポットへ!

 そろそろ8月も終わりに近づいていますが、まだまだ暑さは残っていますね。そんな夏の終わりに、大自然が作った清涼スポットへ出かけてみませんか?
 「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」は富士北麓の青木ヶ原樹海にある溶岩洞窟。洞窟内の気温は0~3℃と、外気との温度差30℃以上で、かなりのひんやり感が期待できます。

富岳風穴 鳴沢氷穴

 この洞窟は、富士北麓の青木ヶ原樹海の東の入口に位置していて、真夏でも氷柱が残っているのです。
成り立ちとしては、864年(貞観6年)富士山の側火山長尾山の爆発の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼いた溶岩流が流れて下ってできたもので、中はトンネル式となっています。
冷蔵機器がない時代は、自然の冷蔵庫としても使われていたようです。
昭和4年に天然記念物の指定を受けて以来、世界的に有名となり、地質学上でも貴重な存在となっています。
 まるで、洞窟探検のような経験が気軽にできるので、ちょっと変わった体験がしたいカップルにはぜひオススメ。暑い内に、ぜひでかけてみてくださいね。

富岳風穴 鳴沢氷穴

名称:富岳風穴・鳴沢氷穴
定休日:年中無休
営業時間:8時30分~18時00分(夏期)
所要時間:各30分ほど
入洞料金:各大人280円・小人(小学生)130円
問い合わせ先:富士観光興業株式会社 
      山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
電話番号:0555-85-3089

Text/AM編集部