はあちゅうさんの大人気連載「東京いい店やられる店」をまとめた書籍「かわいくおごられて気持ちよくおごる方法 」が発売されました!
今回は発売を記念して、東京姉妹の妹・ちえさんとの「おごられ」にまつわる対談を全4回にわたってお送り致します。男性からおごられ慣れている二人から、「おごられ」の嗜みを学んじゃいましょう!
おごられるキラキラ女子たちの実態とは?
──お二人は男性から食事をご馳走される機会が多いと思うのですが、ほかの女の子たちはそんなにおごってもらえることって、ほとんどない気がします。残念な女子、とでもいいますか。そんな中、キラキラアカウントに憧れてしまう人もいます、「本当にこんな風におごってもらえるような生活があるの?」って。
はあちゅう:キラキラアカウントっていうのは、ある意味フィクションだと私は思ってます。現代におけるおとぎ話、くらいに受け止めたらいいんじゃないでしょうか。真に受けたらダメですよ。
ちえ:そうですね。
はあちゅう:本当にキラキラしている人は見せびらかさないというか、ネタにしない。自分のキラキラっぷりをネタにして知らない人とSNSで戯れたりしません。そして、キラキラアカウントの生活にマジで憧れる人がいるとしたら、私にはその人たちの気持ちがよくわかりません。そもそも自分が、一切ブランドとかに興味がないんですよ…。だからうらやましいとはあんまり思わなくって。
ちえ:私もあんまりいいと思わないんですよ。キラキラしすぎていると、まずコンプレックスが裏にあるのかなって思っちゃう。なんか虚栄ですよね。
はあちゅう:東京姉妹さんもキラキラ女子という意見もネットで見たけれど、最近は舞台裏を明かすようなツイートもちらほら見受けられます。
ちえ:そうですね、男の人にいい店連れてってもらってるけど彼氏はダメ男みたいな…(笑)。キラキラアカウントってことで名前を売ってる感じですかね。けっこうキャラ設定してやっていますから。
はあちゅう:東京姉妹さんのその言葉を聞いて改めて、やっぱりファンタジーとして楽しむのがいいのかなって思いました。あと私がキラキラアカウントを見かけて、面白いのは、周りのおじさんたちの食い付きです。なんか変なおっさんいません?説教してくるおじさんとか。
ちえ:いますいます説教おじさん!(笑)
はあちゅう:具体的にはよくわからないんですが、そういうおじさんたちのちょっと下心のある絡み具合を見て、「うわぁ、なんかツイッターの闇を見た…」と思ったり、でもそれがツイッターの醍醐味でもあるので、「ああ、なんてツイッター的世界!(嬉)」って思いながら見てます。
ちえ:はあちゅうさんはそう思っていたんだ(笑)。
はあちゅう:言い方悪いですけど「ネット上の公開無料キャバクラや!!」って思いました。
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