セックスは戦いではありません

 男が処女を喜ぶ理由がもう1つあります。
男も女の人と同じように「過去の相手」に不毛な嫉妬をするものです。
なので、相手が経験が少なければ少ないほど「ダメージが少ない」というわけです。

 男が大好きな言葉のトップ3に「こんなの初めて」というのがあります。(「モテない女は罪である」参照)
とにかく男は「初めての人」になるのが大好きなのです。
♪男はいつも最初の恋人になりたがり、女はいつも最後の愛人でいたいのー・・ってね
(ユーミンは天才ですね)

 一方「処女なんてかっこ悪い」と言ったりする女の人もいます。
これはいくつか理由があると思うのですが、「男と経験のあるほうが(モテる)いい女だ」という昔流行った空気の名残りからきている気もします。

 かつてのギャル文化には「処女=イケてない女」という空気がありました。
これは「自分の身体は自分の勝手にしていいじゃん」という援交世代の「大人に対する抵抗」や、男の「男たちのくだらない処女信仰に対する抵抗」だったのでしょう。
「エロかっこいい私」とか、懐かしいですね。

 セクシーである事を目指すのは素敵だと思うのですが、問題は、男に「抱きたい」と言われる事だけが自分の価値だと思ってしまうことだと思います。
「自分を認めてもらいたい」という気持ちから、好きでもない相手と寝てしまって深く傷つくのは避けた方がいいと僕は思うのです。

 女の人が「処女なんかとっとと捨てちゃいな」というのには、もう1つの理由があると思います。
それは「理想の王子」を待ち続けて寝ないとわからない男の魅力を知らないのはもったいないよ、という先輩の女の人の知恵から来てるのだと思います。

 確かに「男の肌に触れてみて初めてわかること」があるし、SEXを伴う恋愛の大事故が自分を成長させてくれるのも事実です。
「ガタガタ悩んでないでやっちゃいなよ」ということです。これも素敵ですよね。
こじらせてる童貞男に「ソープ行け!」って言う感じと近いんですけど、これで壁を壊せる人もいるので、それも人生です。

「初めての夜」で相手を満足させてあげられないかも問題ですけど、ご心配なく。
楽しくイチャイチャすればいいんです。まずは笑顔です。ハグです。色々なとこにキスです。
SEXは戦いではないんです。評価大会でもないんです。
お互いの体を優しくいたわる行為です。優しく触って、撫でて、そして自然とその先に行けばいいでしょう。
好きな人ができたら「あたし処女なの」とか言わなくてもいいです。
「優しくするから優しくしてね」だけで大丈夫です。「慣れてないからゆっくりしようね」でいいんです。

 それで、色々楽しくなってきたらAMのお姉さんたちに「素敵なテク」を教えてもらってくださいね。ふふ。

 いいから膝に座っちゃいなよ。ふふ。

  Text/山田玲司

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