「恋愛デスマッチ」特別企画として、友人のSさん(42歳)に登場いただきました!
Sさんは私が新卒の時、採用担当だった男性。
現在は「採用のプロ」として人事採用コンサル会社を経営しつつ、書籍の出版や講演等で広く活躍されています。
灘校→京大卒のエリートだけど、恋愛面では草食。
結婚12年目の一児のパパで、ルックスは色白童顔のカワイイ系。
そんな彼と白熱トークしましたよ♪
前回の<自己実現を目指すと、婚活も就活も失敗する②>もどうぞ。
【第12回】マッチングの鍵は「出会い」「回転率」「別れ」
S:マッチングは確率論だから、就活も婚活も「たくさん会う」のが第一のカギ。
そして、二番目のカギは「回転率」。回転率を高めるには「別れる力」が必要。
アルテイシア(以下、アル):私も同じこと書いてますよ。
「まずは出会いの数を増やすこと」「古い恋をリリースしないと新しい恋をキャッチできない」って。
未来のない恋は見限って、次に進まないと可能性を潰しちゃうから。
ただ、古い恋をリリースするのって難しいけど。「これを逃すと次はないんじゃ」と不安になるし。それでもエイヤ!と手放す勇気は必要だと思う。
S:うん。回転率以外でいうと「分散投資」しかないよね。
アル:つまり、二股や三股かけるってこと?
S:えっとね、分散投資に必要なのは「曖昧体質」。
「これって付き合ってるの?付き合ってないの?」って曖昧な状態をキープすること。
アル:つまり、曖昧な関係のままデートする男が複数いるってことですね。
…異議あり!
S:ハイ。
アル:岡田斗司夫さんも「三股をかけろ」と提案しているんですよ。彼氏を3人作ってニーズを分散すればいいって。
でも、それって男性目線の意見だと思う。
まず、女は「数いきたい」と思ってなくて、「オンリーワンの本命」がほしいんです。本命以外に時間やパワーを割きたくないし面倒くさい。
あと、罪悪感を感じて辛くなる人も多いし。
何より一番は「股をかけたいような男がいない」ってこと。
セックスどころか、デートするのも苦痛な男が大半ですから。
S:なるほど、そうかも…。
アル:女友達は「婚活で何十人もの男と会った結果、話していて不快じゃない男は貴重だと悟った」と話していました。
これって女の要求が高いわけじゃなくて…。
S:男のレベルが低いんだよね。
実際その通りだよ。就活でも「男子で採りたい学生がいない」と、どこの企業も言ってるから。「性別関係なく選べるなら、全員女子を採用する」とも。
たとえば男女同数採用しようとしたら、女子300人、男子は1000人は会わないと採れない。
アル:マジですか?そんなにレベルが違うの?
S:うん。男子を1000人面接すると「男子偏重だ」とか言われるけど、そうじゃなくて女子の方が優秀なんだよ。
それと、優秀な男子は狩られてしまっているのも大きい。
アル:OBOGの紹介とかで青田刈りされてるってこと?
S:まあそういうこと。
一部の優秀な男子は何社も内定を採れるけど、一社も採れない男子もすごく多い。