ビアガーデンならでは
しっとり濡れる、グラスと瓶を使って
ビールを飲むときは片手で柄を持ってグビグビやるのではなく、もう片方の手を添えること。
これには二重の意味が備わります。
両手を使って飲むと愛され仕草になって、ビールの持つ豪快なイメージを中和。
また、コロナやハイネケンなど瓶ビールがある場合、瓶を男性器をなぞるように指をいい具合に添えてみましょう。
もちろんグラスでも大丈夫。表情や会話はビアガーデンの楽しい雰囲気になじませ、指にだけエロスを集中させて、あくまでも美しく品良く。
少し開放的になれたら、グラスや瓶ビールを持つことで冷えた手をダシに、「私、冷えやすいんだー。ほら、触ってみて」と、男性に触れさせるきっかけを作ることもできます。
しかし、これらのテクを使うときは、あからさまにエロをアピールするのではなく、あくまでも淑女である一線は越えないこと。
元フジテレビアナウンサーの高島彩がフリーになってすぐの2011年2月、サントリーは彼女をビール大使に起用し、自社のビール事業CMを展開しています。
女子アナというと、「かわいいだけで物足りず、会社員という枠を得ることできちんとした印象も持たせられる、したたかな存在」というパブリックイメージが強く、「あざといオンナ」というレッテルを女子から貼られがち。
しかし、高島アナには男に媚びる姿勢はなく、むしろ「きっちり仕事をする大人の女性、なのにかわいい」という印象が強くありませんか?
ここに、彼女をチョイスしたサントリーからの、「働く大人としてだけでなく、女性であることにも誇りを持って」という強烈なメッセージがうかがえます。
文化系女子特有の、同性の視線を気にする自意識過剰の成れの果て、その重みに耐えるにもそろそろ限界が来ていませんか? もう肩の力を抜いてもいいじゃないですか。
片意地張って自意識に囚われるサイクルにハマるのではなく、一歩踏み出し、大人の女性としての節度をわきまえれば、「オンナ」である自分を活用して快適に生きるのもアリだとわたしは思います。
ちなみにわたしはビールが苦手なので、カンパリとかチンザノとかばっかり飲んでますけど。おしゃれでしょ。
次回は、BBQで使えるエロしぐさをお届けします。
Text/鈴木みのり