「やりたい」よりも「必要とされる」方を優先してしまう

J: 自己中心的なタイプに振り回されるのが好きなのは、プライベートだけですか?

京: そうですね。でも、それもだんだん分からなくなってきました。

J: 混乱していますね!仕事で業界は同じでも、いろいろな職種を経験したのは、希望通りですか?それともなんとなく?

京: 半分は希望通りで、半分は何となくでしょうか。色々な職種を経験した話をしたときに同僚に、「巻き込まれ型だね」と言われたのでした。

J: むむ? どうしてそう思われたのだろう?

京: 「自分がやりたい」よりも「自分が必要とされる」方を選ぶことが多かったからですかね。

J: なるほどー。必要とされていることと、自分の希望がマッチしていたから?それとも、単純に必要とされている方を選んできたということ?
なんとなく、まだ京子さんの意志がどこにあるのかよく分からんのですよ。

京: 20代の頃は、自分にマッチしていなくても、必要とされる方に向かっていっていました。それで身も心も疲れてしまい、今はようやくそこを脱して、やりたいことの方にシフトしてきたように思います。

J: なるほどなるほど。
仕事ではそれができつつあるけれど、恋愛ではそうもいかない…?

京: そうなんです!

J: 恋愛では、必要とされる方ばかりに行ってしまうのでしょうか。

京: うーん、そうですね…。純粋に必要とされているというよりは、彼の世界を作るのに必要な役割を与えられていたという感じだったかもしれません。
「彼の世界を壊さない女」であろうとしていた気がします。