尽くすことで、相手からより愛情を引き出せるということはない!

な: これからは、なんとか大切な恋人を傷つけないで尊重して恋愛したいです。

J: 自分の思い通りに相手を動かしたいとか、恋愛にのめりこんでしまうとか、自分に自信がないというのは、普通に恋愛あるあるだと思うんですよ。
でもそれに陥っていることに気付いているなら、次から少しずつ気をつければいいんじゃないかなーと。
スタンスを変えねば!とかそこまで意気込まずに。
大事な人を傷つけないようにしながら、自分のことも傷つけないようにするためには、どうしたらいいかな?と考えながら少しずつ。

な: そっか、そうですね。自分も大事にしないと結局、「察してちゃん」になって嫌われちゃいますもんね。

J: そうそう。自分を大切に、ですよ。なによりもまず。
自分のことを大切にしてない人を、人はなかなか大切にしてくれないし。
それこそ自分自身を大切にしてない人に尽くすのがダメな依存関係ではないでしょうか。

私と私の女友達の経験としては、尽くすことで相手からより愛情を引き出せるということは、ない!マジでない。がっかりするほど、ない。

な: うおおお!先達のありがたいお言葉!
ひええ。なんか、うそーんって思いつつも、さっきのジェーンさんのコラム読む限りそりゃそうよねぇと思ってしまいますね。
うわー、すごいむなしいです。今までの尽くしてた自分ばかじゃんって(笑)。

J: それは大丈夫よ。あはははは! やっちゃったー!で、終わり。

な: そっか…、やっちまったー!

J: それだ!でもすごいラッキーな話なんですよ。
尽くせば尽くすほど愛されるなら、もう自己犠牲をしまくるしかなくなるわけで。そんなのもう底なし沼じゃないですか。

な: 確かに。相手を大切に思うのはいいけど、尽くしてもなんもねぇから!って思ったら、バランスをとれそうです。

J: そうよ、相手を尊重するというのは恋愛大好きっ子にとっては至難の業ですが、でもやるしかないんだなーと、この年になった私でも思いますよ。
でも、尽くす時間があったら自分のことやってればいいと思うと、気が楽にもなる。
一気にはできなくて当たり前だから、少しずつ。
私の女友達で、「男が放っておいてほしいときは、どんなに手助けできることがあっても放っておくのがベスト」と思って放っておける凄い奴らがいるんですよ!
でもそれが正解なんだろうなーと思います。

な: すげえ!!かあちゃんみたいに手を差し伸べてる私が想像できます(笑)。

J: そう、彼氏は息子ではないのだ!産んでない!

な: ですね!そうだー!産んだ覚えがありません!

J: そうそう、とりあえずなんか過剰にやってるかも…と思ったら「この男、産んだっけ?」と自問する。
産んでない産んでない!と思うことがストッパーになるといいかもしれないです。