安心と刺激
どっちの男がいい?

恋愛偏差値30の私に、なぜか舞い込んでくる恋愛相談があります。それが「安心できるけどセックスがつまらない男と、セックスは刺激的だけど将来は考えられない男、どっちがいいと思う?」というものです。よくある“究極の選択”ですよね。
心の安定や将来設計を考えれば「安心できる男が正解。刺激的な男はセフレ要員(失礼)」という結論になりがちです。でも、これから何度も致すであろう相手のセックスがつまらないのは大問題ですよね。
ただし、ここには大きな勘違いがあります。それは「刺激のあるセックス=良いセックス」「刺激のないセックス=つまらないセックス」だと思い込んでいること。さらに言えば「刺激のあるセックスとつまらないセックス、どちらも固定されたものではない」ということです。
快感には刺激よりも…
まず「刺激のないセックス=つまらないセックス」だというのは誤解です。セックスは刺激がすべてだと思われがちですが、実際のところ、快感に大きく関わるのは刺激よりも「安心感」と「安定感」です。たとえば快感の第一関門である“濡れ”に関しても、緊張状態よりもリラックスして副交感神経が優位になっているときの方が濡れやすいことが分かっています。さらに、安心できる相手と言葉を交わし、触れ合い、つながりを感じることでオキシトシンが分泌され、回数を重ねるごとに幸福感のあるセックスになっていくと言われています。
一方で「刺激のあるセックス=良いセックス」とされることについて。そりゃあ刺激があるに越したことはありません。心臓がバクバクして、汗やら色んな水分やらが噴き出て、ドーパミンがドバドバ出るセックスをしたいのは当然です。そんなセックスをパートナーが安定供給してくれたら最高。ただし、刺激のあるセックスは賞味期限が短いのが欠点です。どんなに刺激的なセックスができる相手でも、回数を重ねていけば耐性ができるため、必ず刺激が薄れてきます。セックスの刺激が強いセフレほど関係が短くなりがちな理由はこれ。「刺激はあるがワンパターンじゃないか…」と気付いて飽きることもあれば、ハマりすぎて依存した結果、相手から避けられるパターンも珍しくありません。
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