尽くしすぎない方が愛される?男性が夢中になる距離感

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「彼に嫌われたくない」と尽くしすぎてしまう女性は多いのではないでしょうか。本記事では尽くしすぎて「重い」と言われるなどして恋愛がうまくいかない女性のために、恋愛におけるちょうどいい距離感の大切さを解説します。

心理学的な観点と具体的なコミュニケーション方法を紹介し、男性が「追いたくなる」余白を作るヒントを提案しますので、ぜひ参考にしてみてください。

尽くしすぎると恋愛がうまくいかない理由

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彼のことを思って尽くしているのに、なぜ尽くしすぎると恋愛がうまくいかないのでしょうか。
ここからはその理由について、心理的な側面から解説していきます。

男性心理から見る「重さ」の正体

男性心理から見る、尽くしすぎる女性の「重さ」の正体とは、尽くされれば尽くされるほど男性の心にのしかかる義務感とプレッシャーにあります。

最初は彼女に尽くされると「嬉しい」「何かお返しをしたい」と思う男性は多いでしょう。

しかし尽くされすぎると「見返りを求められている気がする」「応えなきゃいけない」という義務感に変わり、それが負担になって「重い」と感じやすくなるのです。

愛情と依存の境界線とは?

尽くす女性は愛情にあふれているイメージがありますが、実は愛情ではなく相手への依存から尽くしている女性も少なくありません。

愛情と依存はどちらも熱量の高い感情ですが、実は明確な境界線があります。

愛情は「相手の喜ぶ顔が見たい」という共に豊かになる関係を築くという動機があり、依存は「相手に嫌われたくない」という執着心が動機となります。

その結果、愛情はプラスを分け合う関係となり、依存はマイナスを埋め合う関係となります。

依存的な女性に対して男性は重さを感じ、離れていくことが多いでしょう。

男性が夢中になる女性の距離感

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男性に「重い」と感じさせることなく、むしろ夢中にさせるにはある程度の距離感が重要です。

そこで、男性が夢中になる女性の距離感とはどのようなものかをご紹介しましょう。

追いかけたくなる“余白”を残す

男性が「追いかけたい」と感じる女性は、魅力的な”余白”を意図的に残しているものです。

余白とは男性がまだ踏み込めていない領域や、気持ちをまだ把握できていない部分のことで、それが男性の探求心を刺激し、追いかけたいと思わせます。

余白を作るには自分のことを男性に知ってもらおうとすべて話し尽くすのではなく、ちょっとした謎を残しておくことが重要です。

例えばSNSで自分のプライベートの行動をすべて明らかにしない、自分の気持ちや恋愛についての考え方などを深く質問されたときに、「逆にあなたはどう?」といったように質問を返して自分は答えないなど。

男性は目の前の女性について「すべて知り尽くした」と思うと興味をなくしてしまう傾向があるため、余白という謎を作ることで長く男性の興味を惹くことができるでしょう。

自分の時間を大切にする女性は魅力的

自分の時間を大切にする女性は魅力的ですし、恋愛に依存しない自立した姿に男性は強い安心感を覚え、「追いかけたい」と思う傾向があります。

自分の趣味や生活ルーティンを大切にしている女性は、しっかりとした自分軸をもっており、感情的にも安定していることが多いでしょう。

その安定感が男性の「見返りを求められそう」という精神的な負担を軽減し、お互い依存しない対等なパートナーシップを期待させます。

そして「こんなに魅力的な女性を離したくない」「放っておいたら誰かにとられそう」と思わせ、男性の追いかけたい気持ちも刺激できるでしょう。

今日からできる“尽くさない”恋愛習慣

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恋愛をするといつも相手に尽くしすぎてしまうという女性は、”尽くさない”恋愛を意識することで恋愛がうまくいくことがあります。

ここからは今日からできる”尽くさない”恋愛習慣を身に着ける方法をご紹介しましょう。

連絡頻度を自分の心地よさで決める

連絡頻度を相手基準にせず、自分の心地よさで決めるのは尽くさない恋愛習慣の第一歩です。

趣味や仕事の合間でも「彼から連絡が来たら即レスしなきゃ」と反射的に返信するのはやめて、自分の時間を大切にしましょう。

「今なら返信してもいいかな」と思えるタイミングで返信し、内容のない短いメッセージのラリーを続けないようにすると、LINEの質が向上し、相手も返信を楽しみに待つようになります。

またLINEの返信よりも自分の趣味や仕事を優先させることで自分の軸があり、依存していないことを相手に示す効果もあります。

彼に合わせすぎず自分の意見を持つ

彼に合わせすぎず自分の意見を持つということは、しっかりとした自分軸を持つ自立した女性の魅力をアピールすることにつながります。

最初はデート中に食べたいものをリクエストすることや、彼が好きな服ではなく自分が来ていて心地よいと感じる服を着ること、そしてデートプランに自分の興味のあるものを提案することなど、些細なことからでOKです。

自分のわがままにならないように相手の気持ちも尊重しつつ自分の意見を述べることで、彼は対等なパートナーシップを感じるようになるでしょう。

そして「私はこう思うけど、あなたはどう?」と相手の考えを聞く姿勢をもつことも重要です。

合わせすぎず、しかし相手の考えを否定したり拒絶したりはせずに耳を傾けることで男性はあなたを「尊敬できる魅力的な女性」と感じるようになるでしょう。