本題に入ったほうが手っ取り早い!
仕事最優先の男性や、おひとりさま大好き男性って、遠回しなアプローチをしても無駄だと思うのです。とりあえずゴハンに誘おうにも、「仕事が忙しい」「週末はツーリングだから」と断られちゃうでしょう。だったらLINEで盛り上げようとしても、「返信することで期待を持たれても面倒」と、既読スルーや未読スルーを決め込むでしょう。SNSを介して絡もうにも、投稿が趣味の話題ばかりで絡みにくかったり、そもそもSNS自体が開店休業状態だったりするものです。
であるならば、イキナリ本題に入ったほうが手っ取り早い! 上川隆也さんの『遺留捜査』の名セリフ、「僕に3分、時間をください」をパクッて、「私に1ヶ月間の時間をください」と直談判してみましょう。つまり、1ヶ月間のお試し交際を提案するのです。1ヶ月、試しに付き合ってみて、もし無理なら潔く諦めるので、どうかチャンスをください……と。
「10万出すから…」
このご提案には元ネタがございまして、ミカコちゃんの男友達A君がまさに、恋愛スイッチが万年オフ状態だったんですけど、とある女性から「10万出すから、試しに付き合ってほしい」とガチ交渉されたとのこと。
さすがに10万受け取るわけにはいかないので、A君のほうから「じゃあ試しに1ヶ月」を提案し、結果その女性と付き合う流れに至ったのだとか。
このエピソードをそのまんま応用するならば「10万円で……」という条件も必要になってきますが、そこはやめときましょう。万が一、「おっ、サンキュー」と受け取ろうとするパターンだって無きにしも非ずですからね。
そのぶん、と言ってはなんですが「1ヶ月は長い」と難色を示されたら「じゃあ半月!」「それでも長いなら1週間」など、条件交渉には柔軟に対応しましょう。
Text/菊池美佳子
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