口数の少ない寡黙な男性は…

LINEやSNSの長ったらしさに言及する前に! 大前提として、モラハラをするには口が達者である必要があります。口下手なモラハラ男って聞いたことがないですからね。だからと言って、流暢によく喋る、口数の多い男性が全てモラハラなのかと言ったら、それは流石にありえないでしょう。そんなこと言い出したら、お笑い芸人さんは皆、モラハラってことになっちゃいますから。なのでニュアンスとしては、「口数の少ない寡黙な男性は、モラハラの危険性が低い」って言い方になるかな。

そう考えると、モラハラを回避したけりゃ、無口な男性を選ぶのが無難でしょう……と言いたいところですが! 無口な男性には「面白味に欠ける」というデメリットがございます。では、饒舌とまでいかなくとも、そこそこ楽しいトークを展開してくれて、かつモラハラしない男性ってどのように見極めたらいいのでしょうか? 

モラハラ男は「話し合い」が好き

それは、「話し合い」が大好きか否か……って点につきます。一般的には、男女間で揉め事が起きると、ちゃんと話し合いたがるのは女性側で、男性は事なかれ主義を決め込むケースが大半ですよね。しかしモラハラ男は、喜んで話し合おうとするでしょう。話し合いは、自身の理屈を展開させるには好都合な舞台ですから。

とは言え、付き合う前の段階で「〇〇君って話し合いは好き?」と聞くのは不自然です。そこでご提案、相手とのLINEもしくは相手のSNSに着目してみましょう。長文が多いようであれば、要注意かもしれません。自分の理屈を展開させたがる人は、どうしたって文章が長くなりがちですからね。

SNSの長文はまだしも、LINEの場合だと「長文=こんなにも熱心に私を想ってくれている!」と捉えがちですが、愛の囁きとして文章が長いのでしょうか? はたまた自己主張による長文なのか、よーく見極めたいものです。

Text/菊池美佳子