体の関係を持つ大義名分ができる
そもそも! なぜ先にセックスすると付き合えないのでしょうか? それは「軽いオンナ認定」されちゃうからです。まだ付き合おうとも言っていないのにいとも簡単に股を開くとは、尻軽女に違いないと! 遊び相手としては問題ないが、ちゃんとしたカノジョにするには大問題だぞ、とジャッジされるわけです。
しかし、デートが盛り上がり気付いたら終電を逃していたのであれば、こりゃもう泊まっていくしかありません。ラブホに泊まるとなれば、何もしないのは健康な成人男女として逆に不自然! つまり、先に体の関係を持つことの「大義名分」が立つわけです。
なので、「付き合う前だけど〇〇君と一線を超えたい!」ってときは、待ち合わせ時間を遅めに設定しましょう。時間だけでなく曜日も、仕事が休みの前夜がベター。翌日に仕事が入っていると、どうしたって時計を気にしちゃうでしょうから。
そして最も大事なのが、「終電を忘れるほどの盛り上がり」を起こすことです。トークスキルに自信があれば、すぐ飲み屋へ直行でもオッケーですが、オススメは映画を観ること。20時開始であれば、終わるのは22時くらい。そこから飲み屋へ移動し、感想を熱く語り合えば2~3時間はあっという間に過ぎ去るはず。
ほか、プチ工夫としては、下着の上下バラバラで臨むことを推奨します。勝負下着だと、ヤル気満々ニュアンスが漂い、「やっぱり軽いオンナだ」とジャッジされちゃうでしょうから。上下バラバラであれば、「まさか今夜お泊まりするとは1ミリも想像していなかったのだな」「終電を逃したため、やむを得ずこうなっただけなのだな」ってことにできますから。
自分からLINEしてはいけない理由
そして肝心なのはここからです。翌朝、ラブホをチェックアウトしバイバイした後の行動に全てはかかっています。絶対に自分からLINEしないでください。絶対です。
自分からLINEしないことで、「終電を逃したというアクシデントによってヤッてしまったことを恥じらっている」という清らかさが演出できます。逆に、すぐ「次はいつ会える?」などLINEしちゃうと、ヤッてしまったことを1ミクロンも気にしていない雰囲気になり、「やはり軽いオンナ……」と、男性を萎えさせてしまうでしょう。
「LINEしないことで忘れられちゃったらどうしよう」というご不安に関しては、大丈夫です。確かに、すぐには連絡が来ないかもしれません。「かもしれない」と言うか、すぐに来ない確率のほうが圧倒的に高いです。男性側はベッドインできたことで、一時的な燃え尽き症候群になっているでしょうから。
でもしばらく待てば、必ず連絡は来ます。「1度ヤッたからと言ってガンガンLINEしてくるようなカノジョづらすることのない女性」という認識が固まれば、「こういう女性なら付き合っても居心地が良いであろう」と思うでしょうから。
Text/菊池美佳子
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