自分に無い特性を持った人に惹かれる

一般的なイメージでは、バチェラー系男性って美女を好むような気がしちゃいますよね。ところがどっこい、容姿は重要ではありません。と申しますのも、「相補性の法則」をご存知でしょうか? 

人間は、自分に無い特性を持った「正反対の異性」に惹かれるものです。逆から言うと、すでに自分が持ち合わせている特性は必要としません。バチェラー系男性はハンサム……つまり容姿端麗という特性はすでに持っているので、女性に美貌は求めないのです。

「相補性の法則」にのっとると、バリキャリ女子である必要もナシ。バチェラー系男性はすでに「社会的地位が確立」されているので、女性の社会的地位は気にしません。なので、「私なんぞ一介のOLに過ぎない」などと引け目に感じなくても大丈夫です。

美貌もバリバリのキャリアも不要となると、いったい何をセールスポイントにすれば響くのでしょうか? ハイ、ここで「癒し力」の出番です。

「癒し」がなにか知るためには…

ハンサムで社会的地位も確立しているバチェラー系男性が持っていない要素……それは「癒し」です。ハンサムだと相手に緊張感を与えてしまうので、癒しとは縁遠い人生だったでしょうし、社会的地位の確立・維持には癒し系どころかオラオラ系である必要があるのでしょう。ゆえに、自分に無い特性として「癒し系の女性」を求めるのです。

ミカコちゃんの知り合いにもバチェラー系男性が1人いるのですが、さんざっぱら浮名を流した果てに配慮として選んだ女性は、派手さが全くないザ・癒し系でした。若いギャルを選ぶと思いきや、意外だなぁと驚かされたものです。

以上を踏まえ結論、バチェラー系男性と恋仲になりたいのなら「癒し系」になりましょう。美貌やキャリアをバージョンアップさせるより、うんとカンタンなはず。

手始めに、湯船にのんびり浸かることをオススメします。身近な癒しと言ったら、バスタイムですからね。自分自身が癒され時間を堪能することで、「癒されるってこういうことなのだ!」というヒントが見えてくるはず。さあ、長風呂しましょう! 

Text/菊池美佳子