待ち合わせ場所に現れたのは、まさかの

 そしてアプリ始めて一週間後、何十人もの殿方とやりとりした中で一番最初にごはんに誘ってくれたYさんと、取材の一貫ということをご了承いただいた上でデートしてきました。

 と、いうのも多くの男性が「ポイありがとう!よろしくね!☆」などのシンプルな(コピペか予測変換でパッと出てくるのであろう)メッセージだったのに対し、Yさんが

「はじめまして!Yと申します(^0^)/
さりげなく荷物持ちますし、気がきく方だと思いますよ(笑)
よろしくお願いします!」

 と「さりげなく荷物を持ってくれてキュンとしたい」というお題で私がYさんをポイしたことに言及してくれ、色んな女の子に送る用メッセージの使いまわし感がなく、きちんとした自己紹介で好感を持ちメッセージを続けられたからでした。

 最低限のマナーや礼儀を守ることができて、楽しくコミュニケーションが取れる相手か否かというのもメッセージやプロフィールの第一印象で見極められるので、ここは大事だなと実感。世紀末みたいな倫理・価値観の人とは良いセフレになれないと思いますしね。

 Yさん、日程やお店や決め方とかもスマートで、私の都合の良い場所を聞いた上でその周辺にあるスモーク料理専門店というハズレなしのおしゃれなお店をチョイス。これはスマートにベッドインの可能性が……とその時点で会う前から期待値大。
でも写真盛っているのは確実だし(私も同罪だし)、とんだドブスの可能性も……と待ち合わせ場所にいってみたら……

 一徹? エロメンの一徹くんですか?

Poiboyデート相手の画像

 一徹くんにそっくりのイケメンがいました。いや写真より良いんかい! 色白で高身長、中性的な顔立ちの……ええと、ご飯前に一旦ホテル行きませんか。

 表参道のおしゃれな町並みを歩き、目的のお店へ。この人とならサイゼリヤデートでも「天使が私たちを見守ってくれてる……」と天に召された気分になるかもしれない。

 「長年付き合って親にも挨拶した彼女と最近別れちゃって。もうアプリに頼るしかないって思って登録しました」

 と、Poiboyを始めたきっかけを教えてくれたYさん。今回Poiboyで会うのは初めてだとかで、Poi童貞とPoi処女のふたりエッチみたいなデートが始まりました。