【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<11>

2014年、あけましておめでとうございます!

去年もその前も、ブログをお読みいただき、本をお読みいただき、

セミナーにもお越しいただき、メールもお送りいただき、

大変お世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ある

では、今日もサクサク更新してまいります。

これまで、

「自分メガネ」をはずして

「相手メガネ」をかける練習をしてまいりましたが、

「相手メガネ」をかけるための重要なポイントをまとめます。

1,人は自分が幸せになりたいだけ

再三、書いてきましたように、

あなたの希望通りになってくれなかった相手は、

別にあなたを「否定しよう」とか「裏切ろう」とか「傷つけよう」などの意識はなく、

ただ、「いい匂いがして、おいしそうな方を選んでいる」だけです。

つまり、「自分が幸せになれると思う選択をしている」だけだということです。

2,もっと「幸せになれると思えるもの」があれば、そちらに行く

1に書きましたように、人は、

「いい匂いがして、おいしそうな方を選んでいる」

「ウキウキする、楽しそうな方を選んでいる」

つまり、

「自分が幸せになれると思う選択をしている」だけなので、

もっといい匂いがしておいしそうなもの、

ウキウキする、楽しそうなものがあれば、そちらに行きます。

3,相手に悪意はなく、わざとしているわけではない

(1)「1,人は自分が幸せになりたいだけ」で書いたように、

相手は「自分の幸せ」に向かって行動しているだけなので、

意図的に他人を嫌な目にあわせようとは思っていません。

むしろほとんどの人は、

「自分の力で人が楽しんだり、嬉しくなったり、幸せになったら嬉しい」

「自分が人の役に立てていると、自分の存在価値を感じる」

という性質を持っていますので、

できることなら、他人にいやな思いをさせたくはないものなのです。

(2)「万引き」「浮気」などのように、

「これは禁じられていることだ」

「これは大事にするべき人がいやがることだ」

とわかってする場合もこの世には多々あります。

その場合、

「禁止されているから、やらないほうがいいんだろうなあ」

「あの人が知ったら怒るだろうなあ」

とは思いますが、

「『固形えさ』を食べないと怒られるんだろうけど、

やっぱり『ひまわりの種』を食べたいんだよね!」

という思いからするだけで、

本当は、できることなら、相手を傷つけたり怒らせたりなどしたくはないのです。

(3)「あいつが憎い!あいつの困ることをしてやる!」

とわざといやがらせをする

ということもこの世にはありますが、

それも「自分の幸せに向かっている行動」なので、

「もっと『幸せになれると思えるもの』があれば、そちらに行く」のです。

4,責められたり、怒られても、そうしたいと思わない

「どうして私がつくった『松阪牛のえさ』を食べてくれないの!」

「これから1日1度は『松阪牛のえさ』を食べることを約束して!」

とあなたに言われることによって、

相手が

「『ひまわりの種』よりも『松阪牛のえさ』がおいしい!

『松阪牛のえさ』を毎日食べたい!」

という味覚になることはありません。

あなたが怒ったり責めたりすることで、相手が言うことを聞くのは、

あなたに嫌われたくない、あなたの喜ぶ顔が見たい > したくないことをするのは苦痛

だからであり、

相手の我慢が積み重なって

あなたに嫌われたくない、あなたの喜ぶ顔が見たい < したくないことをするのは苦痛

になれば、逃げることを考えます

以上の4つのポイントが、「理解できた」ではなく、

あなたの細胞になり、

あなたは女性である、男性である、などと同じくらい

「当然すぎて忘れてたわ」というまでになると、

とても心が安定するはずです。

といっても、この記事を読んだだけで、そうなるはずはなくて、

日々生きる中で、何千回と意識して思い出しているうちに、

あなたの細胞になっていくのです。

こう書いている私も、

まだまだ瞬間的にカッとくることがあり、日々練習中です。

だんだん話が「愛ってなに」の前提になってきておりますよ。

まだまだつづきます。