お久しぶりです。
またまたご無沙汰してしまいました。
シリーズ記事のつづきです。
・・・とその前に、お知らせがあります。
直前で申し訳ないのですが、
去年「恋愛研究者ANNAの世界一のパートナーに出会って幸せになるヒミツ」
のセミナーを開催してくださった、
日本女性応援協会の久保田展夫さんの初のご著書
の出版記念パーティが
4月20日(土)18:30~20:30 外苑前
の日時場所で行われ、私も参加し、短いスピーチをいたします。
もう少しお席に空きがあるようですので、
もしご都合がよろしかったら、ご一緒しませんか?
セミナーをすると
「あるさんを見たかった」「あるさんに会うことが今年の目標だった」
などと言われるのですが、
見たい、会いたい人がいらっしゃいましたらどうぞ・・・。
もちろん美味しいものもありますよ!
パーティの詳細・お申し込みはこちらをクリック
※思わず私にお申し込みをしないでくださいね。(するわけないか?笑)
また、このパーティへの参加費には
書籍「運命の仕事に出会うための本」も含まれます。
「自分のやりたいことがわからない・・・」
「自分の人生なのに、なんとなくモヤモヤする・・・」
というあなたへ、最初の一歩から示してくれ、手を差し伸べてくれて、
「意外と簡単かも」「こうすればいいのか」
という、地に足の着いた道標と安心を与えてくれる良い本でした。
ある本的にいうと、「具体的な腹の願いを見つける」ための本ですね。
本が気になった方はこちらをクリック
ではでは20日、会場で見かけましたら、ぜひお声かけくださいね!
—
さて、このシリーズは、
「変な人が私を下に見てきた!キーッ!」
ということから始まっていて、
「下に見られる原因である言動は自分から出たものですよ」
「他人の評価を変えたいなら、自分の言動を変えることですよ」
というお話でしたね。
しかし、漠然とした話になってしまったので、
人によって読み取り方が変わる、抽象的な記事になってしまったようです。
今回は、さらに具体例を挙げて、
もっとわかりやすく、明確に書くつもりです。
■
この考え方の転換は、人生のあらゆる場面で役立ちます。
以下で、日常の場面の具体例を挙げてみます。
あなたもそれぞれの場面について、
「自分ならどう思うかな?どうするかな?」
と、考えてみてください。
<1,仕事で>
あなたは店舗でお客様に商品をすすめて販売する仕事、
あるいは、一般家庭や会社に訪問して、商品を販売する仕事をしています。
あなたのモットーは誠実・正直。
お客様にとってのメリットもデメリットも、
きちんと正直に伝えることにしています。
また、自分のミスは正直に会社に伝えるようにもしています。
しかし、あなたの同僚Aは、契約をとれればいい、という考えで、
お客様にとってのデメリットについては笑いとばして明言せず、
なんとなく楽しいノリで買わせてしまう販売の仕方をしています。
また、会社から、ミスは報告するように言われているのに、
Aをはじめ他の人は、自分がミスをしても、きちんと報告をせず、
ちゃっかりミスをごまかし、隠蔽しているのです。
たしかにAの売上はいいのですが、
クレームや返品もたまにあります。
もちろん、誠実・正直をモットーのあなたが販売したお客様からは、
クレームや返品は、ほとんどありません。
しかし・・・会社からの査定はAの方が上でした。
あなたは同僚だったAの部下になり、
会社からは「もっとミスを減らしなさい」と注意までされる始末です。
「私のミスが多いのではなく、
他の人のように隠さずに、きちんと報告しているから多く見られるだけなのに!」
誠実・正直、真面目なのは自分なのに、
ごまかして、ズルをして、ミスを隠蔽しているAの方が評価が高く、
自分がそんな人の部下になっている現状が、悔しくてたまりません。
あなたは、
「自分だけはあんな、いい加減でズルい人間にはなりたくない。」
「誰になんと言われようと、私は間違ったことをしていない、正しいんだ」
「長期的な目で見たら、私のやり方のほうが
お客様からの信用を得て会社のためになるはずだ」
と日々思っているのですが、それでもやはり
「こんな人間の方が評価されるなんて」
「この会社は見る目がなくて、おかしい」
という思いがグルグル胸に渦巻いて、
Aから、えらそうに指図をされるたびに、
悔しくて、モヤモヤした思いとストレスでいっぱいなのです。
<2,友達関係で>
今年で25歳になるあなたは、高校時代からの仲良し6人グループの一人です。
住んでいる場所も仕事もバラバラになってしまったものの、
年に何度かはみんなで集まってご飯を食べたり、
何年かに一度は、全員で旅行にも行っています。
しかしあなたには、学生時代から続いている、長年のモヤモヤがありました。
自分はグループの中で軽く見られているのでは、という思いです。
食事をするお店を決めるとき、
あなたが
「最近行っていないから、◯○(店名)はどう?」
と提案しても、
「うーん、そうだね~」と流されるのに、
別の子が
「やっぱり△△(店名)に行きたいなー」
と言うと、
「じゃ、行こっか」
と、そこに決まるのです。
また、みんなでご飯を食べていて、
ある子が「そろそろ帰ろうかな」と席を立つと、
他の子もみんな片付けをはじめ、お開きになります。
しかし、あなたが「私、そろそろ行くね」と席を立っても、
みんな「はーい、またね~」「おつかれ!」と、
あなたに挨拶をするだけで、誰も席を立ちません。
6人で道を歩いているときも、
あなたはいつのまにか、
一番後ろからついて歩いているだけ、という状況が多く、
寂しく不安な気持ちになることがよくありました。
さらにある日、女子会のあと、
駅で解散して一人の子と同じ電車になったとき、
二人で並んで座った途端、彼女は本を取り出して読み始めました。
あなたはさすがにびっくりして、
「え?なんで本を読むの!?」
と言ってしまいました。
彼女はあなたの方を見ましたが、
すぐに本に目を落とし、乗り換えの駅では
「じゃあ、またね~」
と笑顔で降りて行きました。
「一緒に帰るときに、
私の存在を無視して本を読みはじめるなんて、信じられない!
友だちとして、人として、侮辱するにもほどがある」
と、あなたは怒りに震えると同時に、とても不安でみじめな気持ちになりました。
そして、あなたにとってきわめつけの事件が起こりました。
あなたの26歳の誕生日がありましたが、
ひとりひとりから「お誕生日おめでとう」メールが届きました。
しかし、2ヶ月前には、
なにかと音頭をとることが多い子の呼びかけで、
別の子の誕生日会をして、
みんなでお金を出してプレゼントを買い、渡したのです。
主役の誕生日の子の飲食代も、みんなでもちました。
毎年、全員の誕生日会をしたり、
かならずプレゼントを渡しているわけではありません。
しかし、他の子がスルーされていて、
あなたの誕生日会が行われたことは、これまで一度もありませんでした。
あなたは、ほとんどいつもプレゼント代を出す一方。
誕生日にかけつけて、祝う一方。
あなたのためにプレゼントが用意された回数は、
6人の中で一番少ないのです。
あなたは不公平さに怒り、プライドが傷つき、ワナワナと震えてきました。
「友達だったら、祝ってくれるものじゃないの!?」
「どうして私はお金を払うばかり、祝うばかりで、祝ってもらえないの!?
今度からみんなで積立をしたり、
かならず誕生会を開くとか、開かないとか決めて、平等にしてほしい!」
「私だって、同じ6人グループの一人なのに、悔しい、みじめ・・・!」
あなたはさすがに我慢の限界にきてしまい、
不公平さに傷ついたことや悲しい気持ちをみんなにぶつけようか、
黙ってフェードアウトしようか、
あるいは「私への扱いがひどい。グループから抜けます」と宣言して縁を切るか、
ずっとモンモンと考えてしまうのでした。
<3,恋愛で>
あなたには恋人がいます。
あなたにはずっと彼への不満が、大きく分けて2つありました。
不満の1つ目は、彼があなたをないがしろにすることです。
つきあうときは、彼のほうが押せ押せで、告白をしてきたのに、
今は、明らかにあなたの優先順位が低いようにしか思えません。
たとえば、あなたは、
土日は彼にゆっくり会えると思って、毎週楽しみに空けてあるのに、
彼はあなたが誘わなければ、家でずっと寝ていようとしたり、
友だちとの飲みに行ってしまいます。
また、あなたは、彼の誕生日には、
彼にほしいものを聞いてプレゼントを用意し、
さらに少しいいレストランに予約をしてお祝いしています。
彼と出会えたおかげで、
あなたはとても幸せで嬉しい気持ちを経験できたので、
「彼が生まれてきてくれたこと」に感謝している気持ちを伝えたいのです。
また、正直なところ、
同じようにあなたの誕生日も祝ってほしい、という気持ちもあります。
しかし、彼はあなたの誕生日をすぐに忘れてしまい、
平気であなたの誕生日に泊まりでスノボに行く約束を入れてしまいました。
あなたが「私の誕生日なのに!」と怒るとデートしてくれましたが、
なんと、誕生日ディナーがファミレスでしたし、
もちろんプレゼントも用意していません。
「まあ、彼の誕生日を祝っているのは
自分がしたくてしていることだから・・・」
と思いつつも、
「愛されていない・・・」
「大事にされていない・・・」
とむなしくて、寂しくて、泣きたくなるのです。
もっとあなたを大事にしてくれそうな他の男性から
アプローチを受けたりもするのですが、
彼じゃないと意味がないので、まったく嬉しくありません。
「どうして恋愛って、うまくいかないんだろう・・・」
と思ってしまいます。
不満の2つ目は、彼が自分の話をあまりしてくれないことです。
一緒にいるときに、いつも話をするのはあなた。
仕事のことから、家族のことから、友達のことから、
見たテレビのことから、読んだ本のことから、
思いつくことを全部話しています。
あなたの将来の夢、子供の頃の思い出、
面白かったことや、ムカツイたこと、
いつ、どんなとき、どう思ったのか、どんな気持ちになったのか、についても、
全部話しています。
いつも彼はそれを笑いながら聞いてくれています。
しかし、彼は自分の仕事のことや友達のこと、
いろいろな考え、気持ちについてあまり話してくれません。
あなたは聞く気が満々で、いろいろと質問をしても、
短くは答えてくれますが、話が終わってしまいます。
それで、またあなたが話すことになるのです。
ANNAさんという人の本に
「どんな人でも自分のことをわかってほしいと思っている」
と書いてあったのですが、そうではないタイプの人間もいるようです。
そんな不満と不安を感じていたあなたに、
ある日、とどめを刺した出来事が起こりました。
彼の友達がなにげなく口にしたところによると、
彼は3年つきあっていた元カノを、自分の両親に会わせていたのだそうです。
あなたは2年ちょっとつきあっていますが、
彼の実家に遊びに行きたいと言っても、あなたが実家に呼んでも、
いつも「最近両親が忙しいから」「また今度ね」と流されていました。
しかし、元カノとはお互いの家を行き来し、
気軽に家族ぐるみのつきあいをしていたらしいのです。
友達に相談した結果、
「もっとあなたからも電話してほしい」
「土日は基本的に会う、ということに決めてほしい」
「つきあっているのだから、誕生日とクリスマスはちゃんとやってほしい」
「あなたのことをもっと知って、お互いを理解し合いたいから、
私が聞いたらもっといろいろと教えてほしい」
「どうして元カノはあなたのご両親に会ったのに、
私は会わせてもらえないのか?
私のことは本気ではないのか?」
という、溜まりに溜まったモヤモヤを彼にぶつけることにしました。
■
以上の3つの場面について、あなたは共感しますか?
それとも「こんな人が実際にいるの?」と思いましたか?
もしかしたら「まったく同じ友達がいる!」ということもあるかもしれませんね。
次回、これらの3つの場面について、
「人生が変わる、一生が変わる、発想の転換」をしてみましょう。
—
・・・以前の記事で書きました、
このシリーズの考え方のきっかけとなったモーニングページが見つかりました。
読み返してみたら
「どうして悔しいのだろう」とは書いておらず、
「私も彼女も自己愛が強い人間だ」
のように書いていました。
今でも気がつくと、妙に自分を、主観だけで特別視しています。
非現実的な幻想を抱いているのです。
それに気づくと、ニュートラルに戻れます。
マメな自覚で、
年々、少しずつですが、ましになっているように思います。
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