最近27歳の男の子が言ってた。
『結婚したら、嫁は仕事をせず家にいてほしい。
オレは昭和のオンナがいい。』
ナルホド。
それで考えた。
彼は好きな人に出会って、
その人と相談すべきなのではないか?
つまり順番が逆なのではないか?と。
しかし一方で、家にいるのがキライな女の子と
結婚してしまっても、それは不幸なような気がする。
こういう理想を固めるということは、
いったいどれくらい重要なのだろう?
でもここでもっとも注目すべき大事なことは、
「家にいる」というのは手段であって、
ゴールではないといういこと。
ここでいうゴールは、
『母親は子育てに専念できる環境であってほしい』
ということなのだ。
それを実現するためには、手段はもっといろいろある。
たとえば、在宅ワークとか。
だからその話をしてみた。
『でも女子って、家事では評価されないし、
子育てが終わった40歳くらいでは社会復帰も難しいんだよ』
そうすると彼は、
『なるほど!じゃあほめればいいんだね!』
ん~そうなのかな。
しかし田島陽子と呼ばれる私はまた反撃だ。
『でも今って、政府が国を支えるために、
女性と高齢者は働け!って言っているよ』
そこまでいうと彼もさすがに・・・。
『女性は結婚したら家にいるべきか?』
という議論はつまり、
この議論そもそもが無意味なのだ。
ガオガオ。