昨日は、私の大好きなダイアログインザダークにて開催された
【女性限定】 暗闇で『シン』を磨いて“美人”を深める
Dialog in the dark 真美人♥PROJECT
感想を先に言うと…
素晴らしかったー
一杯のお粥が宇宙の秘密を教えてくれました
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「食べる」という行為は「いのち」を生かすためのもの。
柿沼忍昭和尚を特別ゲストにお招きし、食禅を暗闇の中でいただきます。
一杯のお粥を通し、あらゆる「いのち」と自分をつなげ自己を掘り下げていきます。
「いのち」を感じ、得た感動が更なる美人を作ります。
(ダイアログインザダークHPより)
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食禅(じきぜん)とは、「食べるZEN」
修行僧は、「食べる」「掃除する」「内観する」といった、私たちが日常行っている行為に、「悟り」を見出すのですが、食禅によって、その修行を垣間見ることが出来ました。
断捨離の理論を知った時にも、その奥深さに感動しましたが、
食べることが、こんなにも奥深い行為だったなんて、改めて感動しました。
食禅には、お作法があって、布巾の結び方、応量器と言われるお椀の持ち方、箸の置き方の角度、配膳する方へのお椀の渡し方、などなど、それは、神事のように、厳かな雰囲気で行われます。
配膳が済んだ段階で、ダイアログインザダークならではの「暗闇タイム」
真っ暗闇の中で、目の前のお粥、たくあん、ごま塩を音を立てずに食べます。
口に広がるゴマの香り、ごはんの甘み、塩のしょっぱさ、たくあんの歯ごたえ
シンプルなお粥を全神経を集中して、いただきます。
お粥3口、たくあん1枚食べるだけで、30分位かかりました。
目の前にある食材を育てた人や環境、運んだ人、調理した人など、自分と出会うまでのストーリーが浮かび上がってきます。
和尚は、そのストーリーがわかる人のことを「教養のある人」と呼ぶのだとおっしゃっていました。
お粥とお見合いをしている気分。
もしくは、愛の契りを交わす気分です。
食、掃除、まぐわい。
身近な行為が教えてくれる、物事の本質。
食事って、何を食べるか、誰と食べるか、気にしてとるけど、「どういう気持ちで食べるか」を忘れてる。
その点でも、まぐわいと似ている。
食禅の最後に、お茶とたくあんで器を洗い、最後に飲むのですが、和尚は、それを「コズミックスープ」と呼んでいました。
心に響きます。
西表島へのひとり旅を終えて、日常生活に戻っても、いかに自分と向かい合うかが、テーマでしたが、東京にいながらも、自分の心の城を築くことは、可能なんだなぁ。と、気づきました。
自分を見つめる行為は、いつでも、どこでも、お金をかけずに出来る。
人によって、それはヨガだったり、瞑想だったり、旅だったり、音楽だったり、様々。
独身でも、夫婦でも、子どもがいても、「ただの自分」に向かい合う時間が自己成長を促すのだと思います。
今日のワークショップを企画された 芳麗さんのコラムで、「食禅」について紹介しています。
https://www.blog.s-woman.net/more_yoshirei/2011/05/post-5240.html
奥深いZENの世界を体験すると、うわべだけのオンナ磨きの薄っぺらさが浮き彫りになりますね。
まさに、真美人プロジェクトにふさわしいワークショップでした!
私も、今回のような魂が共鳴するワークショップを自分で開催したいな。
とってもよい刺激になりました!