ピンチには、男性は手に持って戦う武器、女性は魔法とミラクルを求める仮説

先週末の名古屋出張中に、懇親会の場で出た話。

ある女性棋士がインタビューに答えた記事で、「なぜ棋界では、男性棋士の方が圧倒多数なのか。なぜ女性は勝てないのか」という問いに、
男性は、最後の最後まで、武器を手にとって闘う女性は、心のどこかで魔法を求めている」というコメントがあったのが記憶に残ってるそうだ。

男女の違いが、こんなとこにも表れてるんですねー。オーネットのアドバイザーも、「女性の会員さんや入会希望者は、『白馬の王子様願望』が強い」ってよく言ってたなあ。

ということで、女性は危機に陥ったとき、展望が見えにくいときには魔法やミラクルを求めがち、ということですね。

私の身の周りなんかの自立して仕事してる女性からは、反論が出そうだ。まあ、あくまでマスとしての傾向の話ですからね。

マスとして検証するなら、女性ヒロインの戦うアニメを古今東西から50事例くらい集めてきて(セーラームーン、プリキュア・・・いかん、最近のはわからん)、ピンチに登場する必殺技を調べて類型化し、定量化するってどお?男性ヒーローものと対比すると、おもしろそう。
私はヒマないですけど、こんな分析やったらセミナーネタとしてはすごくウケそうだ。

ちなみに・・
こういうテレビや雑誌のネタってのは、低俗になればなるほど、人間の本能に直接的に働きかけて部数・視聴率を稼ごうとするので、ヘンな飾りがない。ホンネが勝負。なので、テレビや週刊誌がどんな特集を組んで、どんなトーンを用いているかは、ほんとのマスの興味関心を知るうえでは、ビジネスのヒントが満載。

たとえば週刊SPA!なんてサラリーマンセグメントのリサーチ材料としては実に秀逸な雑誌だし、平日の午前中に家にいることの増えた私にとって午前中の情報番組は主婦を知る上ですごく参考になる。

これらは、ヘンなネットリサーチの定量調査よりはるかに当てになる。だって、視聴率や部数の売れ行きで、毎週毎週仮説検証を繰り返しているのだから。

ではまた。

Last updated  2012年06月14日 09時47分49秒