サプライズ演出やサンタコス……むやみに浮かれるのは禁物!
暗にサプライズの演出を求められている
とくにバブル景気を一瞬でも経験したことのある世代は、クリスマスに対して過剰に夢を見がち。
プレゼント交換をするのは当たり前、そのうえ自分のために手間ひまかけてくれたサプライズの演出を求めているので、彼が年下だったりすると、その気の利かなさにうんざりしてしまうこともあるようです。
でも、このご時世、彼がクリスマスに休みをとれて、予定を立てたり店の予約をしてくれただけでもありがたいと思わなければなりません。
サプライズでまったく趣味に合わないプレゼントを用意されるよりも、いちいち相談して意見を求めてくる彼のやさしさを幸せだと思いましょう。
夜、ベッドの上でサンタコスで迫ってくる
サンタのコスチュームがエロいのは、キャンペーンガールやAV女優など、選ばれたプロの女性が着ているから。
せっかくクリスマスなんだからとはしゃいだ気持ちになって、ドンキで急きょ買ってきたフリーサイズのサンタコスプレを着ても、彼がいつもより燃える…ということは残念ながらありません。
ブーツや網タイツは脱がせにくいし、白いモコモコの繊維が口の中に入ったりして興がそがれます。
何かの拍子に破けちゃったりしたら、「値段の割には生地が薄かったね…」と、余計な気まずさを味わうことも。
エロにはしゃぎは禁物です。
このように、いつもと違った特別感を演出しようとすると、男性との間に意識の開きが生まれ、空回りしてしまうケースが多々あります。
それもこれも、クリスマスの瘴気にあてられ、「幸せなカップル気分を満喫しなければいけない」という強迫観念にとらわれているからです。
そんなときは一度、深呼吸をして落ち着きましょう。
クリスマスにシフトが入ってしまい、サンタコスで宅配ピザを届ける羽目になったバイトの人の気持ちを想像してみましょう。
そうすれば、うかつに浮かれたり、はしゃいだりはできないはずです。
男性をうんざりさせてしまったり、さまざまな理由で恋人と過ごせない人を不用意に傷つけたり、また自分自身がクリスマスの固定観念に縛られて幸せを逃したりしないためにも、あなたの意識をいったんクリスマスから解放してあげてはいかがでしょうか?
Text/Fukusuke Fukuda
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