ホステスの女の子になぜ色気を感じたか?『サロメ』で紐解く正体

とある機会に、ホステスさんと接したチェコ好きさん。彼女から溢れる「色気」の正体を考えていると、「むちむちしていて、さらに“しっとり”していること」ではないか?と確信したそう。その背景には、ギュスターヴ・モローの『サロメ』の絵画がありました。

この人、エロっ!!

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Valeria Boltneva

「私、手がすごく“しっとり”してるんです。ハンドクリームなんてほとんど塗らないけど、学生のときとか、テスト用紙が濡れてしわしわになっちゃって」

 ある女性が、自分の手のひらを少しニギニギしながら、上目遣いで微笑みつつそう言った。
瞬間、私が思ったのは、「この人、エロっ!!!」ということである。
実際、女性の隣に座っていた男性も、「そうだね、あなた、なんか、“しっとり”してるもんね……」と、デレデレのご様子だった。

 都内某所、とある会員制クラブ。私が何の用でそんな場所にいたかについては割愛するが、「テスト用紙を手汗でしわしわにしちゃう」と言ったこのホステスの女性・亜美さんは、私に「色気」に関するさまざまな示唆を与えてくれた。
本来であれば、社会学的文献や文学作品などを引用しつつ、思慮深く「色気」について語っていきたいところなのだが、亜美さんのおかげで、私は幸か不幸か「色気とは何か」を明確に言語化する術を持ち合わせてしまった……!

 色気とは何か。ズバリ、それは「むちむちしていて、さらに“しっとり”していること」である。白いロングドレスの胸元からのぞく亜美さんの豊かな谷間であり、テスト用紙をしわしわにしてしまうハンドクリームいらずの亜美さんの細い手なのである。
私たちが「色気がある」と言われる女性を頭の中に思い浮かべたとき、壇蜜でも椎名林檎でも、だいたいこの「むちむち・しっとり」で説明できるはずだ。

「むちむち」に関していうと、ようは胸とお尻を中心に身体がふっくらしていればいいわけだが、これは生まれつきの部分があるし私が語るまでもない話なので、今回は多く触れない。
私が考えたいのは、テスト用紙がしわしわになるほどの「しっとり」のほうである。