「恋人がサンタ」とか言ってる女は騙されている!
たとえば、松任谷由実の『恋人がサンタクロース』。
クリスマスの定番ソングですが、歌詞をよく見ると、人がいかにムードに流され軽率な行動をしてしまうかがよくわかります(https://www.utamap.com/showkasi.php?surl=36892)。
この歌の主人公は子供の頃、隣に住む年頃のお姉さんに“20時になるとうちにサンタがくるの♪”といきなり言われます。
まだ年端もいかない子供にそんなことを言いだす時点で、だいぶ浮かれた女です。
もちろん、子供にはサンタが恋人のことを指しているとはわかりません。
すると、「あなたも大人になればわかるわよ♪」とか言ってウィンクしてくるのです。
マジで超うぜえ。
色ボケした女のノロケを聞かされる子供の立場に、思わず同情してしまいますね。
それに、仮にこの年のクリスマス・イブが、今年と同じように休日だったとして、20時にならないと男が来ないのは、ちょっと遅くないでしょうか。
外に出かけることもせず、彼の家にも行かせてもらえず、自宅待機を命ぜられている女。
二股、もしくは不倫という言葉が頭をよぎりますね。
しかも歌詞の続きを見ると、彼女はあるとき、男に遠い街へ連れて行かれたまま、それっきり戻ってこなかったというではありませんか。
ホストの男に入れ込んでしまい、「ウシジマくん」的な展開に巻き込まれた可能性も十分に考えられます。 いずれにしろ、ロクな恋はしていません。
主人公にも、大きくなって男ができたらしく、「明日になれば、あのときお姉さんが言ってたことの意味が、私にもわかるんだ♪」とか言ってますが、わかったらダメだと思います。
そもそも、明日にならないとわからない時点で、その女もきっと騙されているでしょう。
このように、クリスマスソングの歌詞を冷静に見つめ直してみると、そこはイタいシチュエーションの宝庫。
それを反面教師に、「自分はきちんと地に足の着いた恋をしよう」と思えるはずです。