風俗に8000万円を注ぎ込んだ山田氏

そして続いては、風俗に生涯8000万円を注ぎ込んできた現在50代後半のとんでもないデブ・山田氏である。この人はとにかく風俗が大好きで、自由に使える給料のうち8割は風俗店に使い、将来のことは考えていない。独身のため、「あとは年金があるし、最悪生活保護を受ければいい」と30代から言い放ち、ひたすら風俗店に通い続けていた。ウィークデーは自宅か勤務先近くのピンサロに通った。勤務先の昼休みにもピンサロに行くほどだった。

そして、同氏は妙なこだわりがあり「すれてない風俗嬢がいる街がいい」と、常々語っており、毎週末は北関東に1泊2日でデリヘル遠征をしていた。土曜日の夕方に着いてから日曜日の午前までに4軒の風俗嬢を自身のホテルに招き入れるのだ。

「いやぁ~、ニノミヤ君、この街はデリヘルがピンサロ価格で呼べるんだよ~。最高の街だよ~」といつも言っていた。

そして、山田氏は風俗嬢との会話を自慢げに話すのである。同氏が特に自信を持っているのはこんなやり取りである。

山田氏:これまで何本のチンコを食べてきたの?

風俗嬢:う~ん(と指で数え始める)。34、35、36、37、あなたで38本目!

山田氏:これまででどのチンコが一番おいしかった? 僕のでしょ?

風俗嬢:うん! あなたのが一番おいしい!

山田氏:もっと舐めていいからね。

どう考えてもリップサービスなのだが、山田氏は風俗嬢のこの答えを真に受け、我々に語るのだ。

男はここまでバカなのである。こうした面も知ったうえで、ぜひとも今後とも付き合っていただきたい。

Text/中川淳一郎