オーガズム宣言必須!? ギブ&テイクで男女の歩み寄りを

【第29訓】オーガズ宣言でこそ性交は満たされる?

菊池美佳子 とある夜の教訓 セックス オーガズム 宣言 異業種交流会 Trang Angels

 今週のテーマは「異業種交流会」です。文字どおり、異なる業種に属する者同士が交流を深める会合でございます。

 筆者の場合は物書き業界に身を置いておりますゆえ、筆者にとっての異業種は、「物書き業界以外の人」ということになります。アパレルの人も異業種ですし、飲食業の人も異業種ですし、IT関連の人も異業種です。

 異業種の人と触れ合うのは、価値観を広げるという意味でもとても良いこと! 咥えて……じゃなくて、加えて、性交活動するうえでも好都合です
というのも、どの業種においても「俺は、同業者とは付き合わない!」と宣言しているアタマのカタい男性がうんざりするほど多いので! カタくするのは陰茎だけにして頂きたい!

 確かに、同業者と色恋沙汰を起こすとデメリットが生じる場合もあります。デート中も仕事の話が多くなってオンオフの切り替えができなかったり、ライバル意識を消せずに苦悩するケースもあるでしょう。また、万が一すったもんだを起こした場合、同業界だと噂として筒抜けになり赤っ恥をかく危険性も。

 そういった諸々の理由で、男性たちは同業女性にちょっかいを出したくないないのでしょうが、そんな肝っ玉の小さいことじゃ、いつまでたっても女体には辿り着けねえよ! 1日の大半は仕事をして過ごすのだから、そこで見つけるのが一番手っ取り早いだろうが!
……と、筆者がどんなにシャウトしても、アタマのカタい男性は、「同業者の女は論外」という姿勢を崩さないのでしょうから、だったら異業種男性に目を向けるわい!

 というわけで、何年か前に参加した異業種交流会での出来事です。
一次会の時点でだいぶ盛り上がり、どこか別の店で二次会をしようという流れになりました。複数名でゾロゾロと駅へと向かう途中、そのうちの一人が「俺たちだけ抜けよう!」と絶妙なトスをあげてきたのです。
彼は、一次会のさいちゅうから親しく言葉を交わしていた人物でした。筆者の返事はモチロンOK、二人して二次会へと向かう集団から離脱しました。