ヤリたい気持ちをぼかしてこそセックス淑女!

二次会は、一次会よりも人数が減ったので、だいぶ話しやすい環境でした。ほかの参加者とも打ち解け、それなりに楽しかったのですが、筆者には大望があります。ミスター・アナルとセックスをするという大望です。時刻は終電を回った頃、このままではダラダラと朝まで居残るカタチになってしまう……筆者は意を決して、隣に座っていたミスター・アナルに耳打ちしました。

「私、眠くなっちゃったから帰るね」

もちろん、本当に眠くなったわけではありません。眠いどころか、むしろギラギラしているくらいです。だからと言って、「私、エロい気分になっちゃったから帰って自慰するね」では情緒が欠けます。いかにミスター・アナルが、「ミカコちゃんはエッチな子」という言葉に釣られたのが事実でも、そのままエッチな子として接するのは芸が無さすぎです。上手にぼかしてこそセックス淑女!

案の定、ミスター・アナルは「俺も眠くなっちゃった」と食いついてきました。はい、作戦成功です。就職活動でいえば、重役面接を通過したあたり。ここからはトントン拍子にことが進みます。

ミスター・アナル「帰れる距離なの?」
筆者「歩いてすぐだよ」
ミスター・アナル「俺、もう電車なくてさ」
筆者「うちで仮眠していく?」

就職活動でいえば、「社長面接が超・楽勝だった」ってカンジでしょうか。こうして筆者は、ミスター・アナルの陰茎をめでたく咥え込むことに成功(性交)したのでした。

最後に、なぜ今回のセックス相手が「ミスター・アナル」だったのかという点に関して。これは決して、アナルセックスをしたわけではございません。でも、アナルは舐めました。実は筆者、男性のアナルを舐めるのが、この時初めてだったのですよ。なので正確に言うと、「ミスター・アナル舐め」ってことになりますね。舐めたのは筆者なので、「ミスター・アナル舐めさせ」かな。

いやはや、感動いたしました! かねてより、男性のアナルを舐めたいと渇望していたのです。だってホラ、男性にアナルを舐めて頂くのって、ものすごく気持ち良いじゃないですか! アナルは、男性にも女性にも付いている共通の性感帯。女性である筆者にとってこんなにも気持ち良いってことは、男性にとっても気持ち良いはず!