女子生徒の半分が腐女子だった中高生時代
――じゃあ、オナニーを始めたのはいつ頃?
Cさん: 中学生になってからです。
姉が持ってた女性誌でオナニー情報を得て、手探りで始めました。
最初はそんなに気持ちよくなかったけど、やってるうちにポイントがわかってきて、一回イッてからはもうやみつきでしたね。
腐女子化が進んでコミケに行くようになったのもその頃。
大阪に住んでたのでビッグサイトには行けなかったんですけど、地元でやってるコミケまがいみたいなのによく行ってました。
――それは、下のお姉さんと?
Cさん: いえ、友達と。っていうのも私が通ってた学校って変わってて、腐女子率が異様に高かったんですよ。
中学から高校までの6年間、外部生徒が入ってくることもなくずっと田舎に隔離されてるような環境だったので、ちょっとおかしくなっちゃったのか1学年にいる女子80人のうち半分が腐女子。
――ええっ? お姉さんと従姉妹が腐女子なだけでもけっこうな確率なのに、学校まで!?
Cさん: そうなんですよ~。
だからわりとみんな堂々と「○○×○○のカップリングが……」なんて話を普通にしてましたし、高校の卒業旅行はもちろん東京のコミケ!
――ははは。それは願ってもない環境だったんじゃないですか。半分が腐女子なら、民主主義的に言えばそっちのほうが正義ですもんね。
Cさん: ですよね。オタクであることで迫害された記憶はないです。
むしろ大学に入ってから「世の中ではオタクって少数派なんだ」って知ったくらい。
――なるほど。だからCさんて腐女子なのに伸び伸びしてるんだ。納得(笑)。
次回は、Cさんの少し特殊なAVの趣味についてお届けします。
Text/遠藤遊佐
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